カフェ/カフェの特集記事

食いしん坊ファイル:つんく♂さんに聞く(3ページ目)

自宅では土鍋でごはんを炊き、極上のごはんを楽しんでいらっしゃるつんく♂さん。理想のお好み焼きと、新宿コマ劇場裏にオープンした「お好み茶屋 かりふわ堂」のこだわりについて、お話をうかがいました。

川口 葉子

執筆者:川口 葉子

カフェガイド

はじめての食感!

新宿コマ劇場裏にオープンしたかりふわ堂は、いたって庶民的で入りやすい店構え。店内は自分で焼くテーブル席と、スタッフに焼いてもらうカウンター席に分かれています。私も連れも鉄板奉行ではないので、カウンター席に座って熟練のスタッフにすべてをゆだねました。

興味しんしんでスタッフの手さばきを見物していると、「もしかして焦がしてるの?!」と思うほどしっかりと焼き目をつけています。

運ばれてきた豚玉をひとくち。まずびっくりするのは、こんがり香ばしく焼き目をつけた表面と、とろとろのスクランブルエッグに近い中身のコントラスト。表面だけを食べてみるとカリカリ、中だけをすくってみるとふわふわ。いっぺんに食べると二つの異なる食感が混じり合う面白さ……なるほど「かりふわ堂」です!


かりふわ堂の「豚玉」(780円)を
半分にスライスしてみたところ。

野菜たっぷり、粉だけで満腹にならない嬉しさ

「東京の人はもんじゃ焼きに慣れてるはずなのに、この中身を“生焼け”と勘違いする人がいて(笑)」とつんく♂さん。
「大阪のお好み焼きは、もっとコナコナしてます。でも、そういう“粉ぱつぱつ”のお好み焼きは、たくさんは食べられへんやろ? かりふわ堂は、野菜たっぷりでヘルシー、ほかの料理も楽しむ余裕があるようなお好み焼きを出してます」

そのお好み焼きは「粉料理」と「蒸し野菜」を融合させたようなイメージ。ソースをかけなくても食べられるよう出汁にこだわり、小麦粉に天然かつおぶしを加えてしっかり旨味を出しています。

▼他にもいろいろ、名物メニュー


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