バンコはバールの象徴
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並木通りに面した赤い日よけがLA VIOLAの目印です。金色の文字で店名を綴ったガラス扉を開けると、真っ先に目に飛び込んでくるのが大きな美しいバンコ(カウンター)。バールの象徴的存在です。バンコを介して、バリスタとお客様のあいだでエスプレッソやカプチーノや、日常的な会話がやりとりされるのです。
バンコの前のスタンディングスペースでで立ち飲みをすると、たいていのメニューが奥のサロンより200円ほど安いという設定も本場イタリアと同じスタイル。
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銀座の老舗、三笠会館の1階に設けられたイタリアンバールは品格とクオリティを感じさせる空間。立ち飲みのバンコでも、奥にひろがる落ち着いたサロンでも、おいしい料理と豊かな時間が楽しめます。
川口 葉子
カフェ ガイド
ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。
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