
壁の陰影は古材を活かして
味のある凹凸を見せるカウンターエリアの壁は、古民家を解体する際に出た古材を利用したもの(写真上)。これは合羽橋の道具街の一角にある、古い母屋と離れを改装した美しい喫茶店「合羽橋珈琲(かっぱばしコーヒー)」と同じSperaが手がけたデザイン。
午後の喫茶タイムと夜のダイニングバータイム、どちらがより魅力的でしょうか? まずは昼と夜とでがらりと変わるメニューを眺めて、心ひかれる時間帯をお選びくださいね。
次のページで千駄木露地のメニューをご紹介します。
細い露地を進んで引き戸を開ければ、築80年の木造家屋を2軒つなげて改装した和モダンの喫茶空間。昼は下町散歩に格好のコーヒー休憩所として、夜はイタリアン中心のダイニングバーとして楽しめます。
川口 葉子
カフェ ガイド
ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。
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