カフェ/三軒茶屋・駒沢・下北沢・荻窪のカフェ

CARMA38(カルマ)…三軒茶屋

中目黒の人気店giggle cafeのスタッフが独立、深夜に大人たちが集まるカフェをオープンしました。その居心地良さに、「好きってなんだろう」をテーマに5時間話し続けた素敵なお客さまもいるそうですよ。

川口 葉子

川口 葉子

カフェ ガイド

ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。

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カルマ38の写真

夜更けに大人たちが語る場所

カフェの店内写真2007年秋、三軒茶屋駅北口と下北沢駅南口を南北に結ぶ「茶沢通り」の一角に、居心地の良いカフェがオープンしました。
茶沢通りの名称は、三軒茶屋の「茶」と下北沢の「沢」を合わせたもの……なんてあたりまえのことを、最近になって知った私です。

このカフェまで歩いていくなら、三軒茶屋駅からまっすぐに10分以上。途中の名所は、茶沢通りの右側、ビルの屋根に巨大なゴリラ像があることで知られるファミリーマートでしょうか。
そろそろ代沢十字路にさしかかるという頃、左手のビル入口に、CARMA38が出している黒板をみつけることができます。

 

38=「さんちゃ」

店名の38は三軒茶屋の略称「さんちゃ」を数字に置き換えた洒落。オーナーもスタッフもあえてこれを発音せず、単に「カルマ」と呼んでいるそう。
カルマは英語のkarma=雰囲気から。 karmaにはヒンドゥー教の業(ごう)の意味もあっていささか重いので、KをCに変えて造語をつくりました。

深夜に三軒茶屋の大人たちが集まってリラックスするCARMA38。今回の記事ではこのカフェを詳しくご紹介しますね。「お客さまとの会話が最大の喜び」と語るオーナーがつくりあげる空気のなか、「好きって、なんだろう」をテーマに5時間も語り続けた素敵なお客さまもいるそうですよ。

▼名物はアンティークのベッドを改造したソファ
カフェの内観

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