アヂトへの正しいたどりつきかた
お店は2000年の東京カフェ流行の中心となったBOWERY(バワリー)のほど近く、つまり電車を使う場合は、どの駅からも15分くらい歩かなければならない場所にあります。私は東急田園都市線「駒沢大学」駅からタクシーに乗り、「深沢不動交差点の先のエッソまで」とお願いしてしまいましたが、たとえアルコールをいただくつもりでも、カフェに行くのにタクシーなんて邪道ですよね。正しいアヂトへのたどりつきかたは:
(1) 駒沢公園で遊んでから、散歩がてらアヂトへ向かう。
(2) お酒を飲まない友だちの車に乗せてもらう。
(3) JR恵比寿駅前から用賀行きのバスに乗れば、「学芸大学付属小学校前」で降りて徒歩2分で到着。
凝った構造の一軒家
このカフェのために設計された、日射しがふんだんに射し込む一軒家は、ちょっとしたわくわく感が楽しめる作り。1階と、外からは見えない中2階、および3階部分がカフェになっており、2階にはオーナーのオフィスが設けられています。
オーナーによれば、設計者には3階をオフィスにすることを勧められたのですが、最上階の開放感をカフェとしてお客さまに楽しんでいただきたいと、あえて2階をオフィスに。そのため店内が少しばかり複雑でおもしろい構造になりました。
階段をおりてガラスの扉を開けると、そこはカウンターが主体の1階スペース(写真下)。このフロアはペットを連れて入店してもOKです。
店奥の階段を数段のぼると、IDEEによるゆったりしたコの字型ソファが美しい中2階。3~4人でテーブルを囲むと会話が弾みそうですね。
そして、もし私が近くに住んでいたら足しげく通ってしまいそうなのが3階です。