カフェ/神田神保町・馬喰町・新宿・飯田橋のカフェ

Lovers Rock Cafe Second…新宿(2ページ目)

伊勢丹の裏手の隠れ家として愛されてきたラバーズロックカフェが、ちょっと大人版の2店舗目「ラバーズロックカフェ・セカンド」をオープン。女性客にも”新宿二丁目の人々”にも好評です。

川口 葉子

執筆者:川口 葉子

カフェガイド

ラヴァーズロックカフェ・セカンドの店内写真

ダイニングバーからカフェへ

オーナーの今井勝美さんはおもちゃ会社のデザイナー出身。しかし、その業界ではクリエイティビティを存分に発揮することができず、アルバイトで体験した飲食の世界の自由な躍動感に惹かれるようになりました。
「自分の本当にしたいことをして収入を得たいと思うようになったんです。飲食店では”こんなことを考えてきた”と自分の意見を提案すればすぐ採用されたし、それに対するお客さまの反応も良かったんですね」

1999年、今井さんはLovers Rock Cafeの前身となるダイニングバー「ザイオン」をオープン。そして2001年、お客さまのニーズにより幅広く対応するためにカフェという形態を選び、Lovers Rock Cafeをスタートさせます。

「カフェの魅力は、お酒を飲みたいひとも、お茶を飲みたいひとも、スイーツを食べたいひとも、いっしょに同じテーブルを囲めること。それから、さまざまな仕事や年齢の人が気軽に知り合える場所であること」


居心地の良い空間づくりに欠かせないもの

カフェ店内写真 カフェの居心地の良さを作りあげるには、スタッフの接客も大きな要素になります。過不足のない、フレンドリーでいて節度のあるサービスはLovers Rock Cafeの魅力のひとつ。お客さまとスタッフの会話も弾みます。

夜の時間帯のこのカフェはお酒が主役になりますが「酔ってしまって他のお客さまに迷惑をかけるような人はいませんか?」とマネージャーの村林誠さんに尋ねると、
「初めていらしてくださったお客さまを大切にしたいので、たまに常連の方が酔って騒いだりすると、僕がすぐ外に出しちゃいます。常連の方々もそれをよく承知しているので大丈夫(笑)」

頼もしいスタッフに支えられた快適な空間を訪れるのは、20~30代の女性客が中心。また場所柄、ゲイのお客さまにもよく利用されるそう。 食べものやサービスに対して厳しい批評眼を持っている彼らにお店を使っていただけるのは嬉しいことです、と今井さん。

▼カフェ開業志望者へのアドバイス
ラバーズロックカフェのオーナー写真

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