千代田区三番町、くつろぎの大型カフェ
半蔵門駅の5番出口を上がると、ゆるやかな坂が集まる「大妻通り」に出ます。通り沿いに大妻中学・高校、大妻女子大・短大が並び、ローマ法王庁大使館、有名企業のビル、コンシェルジェのいるハイグレードマンションがそびえる地帯。
大妻通りの1番町交差点のあたりは「袖摺坂」と呼ばれてきたそうですが、この名称は、昔はすれ違う人どうしの着物の袖がふれあうほど狭い坂だったことに由来すると舗道沿いの道標に記されていました。
その袖摺坂を通りすぎ、セブンイレブンのある五叉路から静かな裏通りに入ると、すぐにSAN BAN CHO CAFEのシンボル、「3」のマークの輝く建物をみつけることができます。
カフェのオープンは2006年10月。リノベーションした古い3階建てのビルの1階、2階を占めるのがSAN BAN CHO cafe、3階は経営母体である不動産投資コンサルティングのリフィットキャピタルが入居しています。
ふんだんな陽光、贅沢な空間使い
観音開きのガラスの扉は、ひと時代前のビルの面影をとどめていました。
膝掛けの用意されたテラス席を一瞥して店内に入ると、まず驚かされるのはその広さ。1階はテラス、大テーブルのあるダイニングスペース、壁面にプロジェクターの映像が投影されているスタンディングバースペースに分かれていますが、これだけでも充分に広いのに、入口右手の階段を上がると、さらにひろびろとした空間に大ぶりのソファを幾つも配置した、贅沢な空間が用意されているのです。
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