八ヶ岳南麓、デザインホテルで過ごす紅葉とカフェの休日
ヨーロッパの山あいの町を思わせる落ちついたたたずまいのリゾートホテル、リゾナーレ。イタリア建築デザイン界の巨匠マリオ・ベリーニが八ヶ岳、南アルプス連峰をのぞむ豊かな自然の中に作りあげた空間に、10月の日曜日から月曜日にかけて夫とふたりで1泊してまいりました。小淵沢界隈の紅葉はまだ始まったばかり。これから11月末頃まで、滞在中にみごとな紅葉が満喫できそうです。なにしろリゾナーレは心を癒す森に囲まれて建っているのです。宿泊した部屋のテラスからは、右手に八ヶ岳、左手に南アルプスの眺めを楽しむことができました。
リゾナーレのショッピングゾーンには、すばらしいブックカフェや、コーヒー豆のクオリティの高さで有名な軽井沢・丸山珈琲のカフェ、紅茶専門店のカフェなど、カフェ好きには嬉しい店舗が多数設けられています。2軒に取材させていただきましたので、数回に分けてお伝えしますね。
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デザイン&アートディレクション賞(英国)を受賞したチャペル
広い敷地を有するリゾナーレは、イタリア語で響き合い、共鳴し合うの意。小淵沢ICから車で5分、JR小淵沢駅前から無料のシャトルバスも往復しています。
快晴の日曜日、門をくぐってまず目を奪われたのは、林の中に細長く張りだした全面ガラス張りのパーティールーム(写真上)でした。クラインダイサムアーキテクツが手がけた美しいガーデンチャペルで挙式した新郎新婦と列席者を迎えるために、ちょうどスタッフが位置についたところ。小鳥もひときわ高くさえずり、幸福なカップルを祝福しているようです。