お客さまの姿を見つめて

「たとえば、テーブルと椅子の配置。最初のうちは縦にしていたのですが、そのテーブルではお客さまがあまり長居しないことに気づいて、居心地が良くないのだろうと横に変えました」

メニューもお客さまのリクエストに応じて変え、一品料理が豊富に揃えられるように。その好評ぶりは、一人でワインを飲みながら、マスタードソースが魅力の「マグロのパン粉焼き(945)」を楽しんでいた30代の女性客が、食べ終えたあと、「同じ料理をもう1つ」とおかわりを注文したエピソードからもうかがえます。

「電車に乗っていても、向かいの座席にいる人を見て、どうしてこの人は傘をそこに置いたのだろうなどと考えてしまう癖がつきました(笑)」

旅行会社勤務からカフェオーナーへと転職した高橋さん。プロに経営指導を受けた経験もなく、毎日のお店での体験をひとつずつ積み重ね、試行錯誤していくことが全てだったのです。

横浜生まれ、横浜育ちの高橋さんにとって、馬車道~関内の界隈は「古いものと新しいものが混在していて面白い場所」。古くからこの町にあった企業が新興のみなとみらいエリアに移動したために寂しくなった町というイメージがありますが、デパートの跡地にマンションが建設されて新しい住民たちがやって来たり、若いオーナーが経営する小さなショップが点在するようになったりと、新しい魅力が生まれ始めています。
高橋さんにうかがったカフェ付近のおすすめショップは、雑貨のテルミニュス、スターバックス2階のディスクユニオン、インテリアショップDECOBOCOなど。 散歩しながらこれらのショップを見て回り、おなかがすいたところでカフェ・タコキッチンでしっかり食事という休日も楽しそうですね。

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