2005年3月、二子玉川に誕生したcouleurs(クルール)は、1階にアンティーク家具ショップ「パイングレイン」とマルクトカフェ、 2階に撮影スタジオ「クルール」が設けられています。用途の違う3つのスペースから伝わってくる、ひとつの優しい色。それは光の中の自然な木の色合いです。
マルクトはオランダ語で青空市場。マルクトカフェには、スタッフがオランダやベルギーの青空市場で見つけてきた古いキッチン雑貨が並んでいます。 ふちが擦れて丸みを帯びた木製のレードル、使いこまれたル・クルーゼのフライパン、チーズおろし。戸棚には麻の糸巻、ケトル、カラフルで楽しい色づかいのカフェオレボウルたち。
「人が使ったぬくもりの残っている雑貨を見ると、”誰が、どんな風に使っていたのだろう?”という想像がふくらみ、 また、自分がどのように使おうかと考える楽しい時間も生まれます」と、スタッフの中脇さん。
天井の高い空間の、ゆったりして気持ちのいいこと。アンティーク家具のパイン色と白で構成された店内に、美しいターコイズブルーの窓枠がアクセントをつけています。
▼オランダの古い雑貨の魅力をスタッフにうかがいました。