カフェ/カフェごはんを作る

cafe Bandaに教わりました ポテトのゴルゴンゾーラソース

ゴルゴンゾーラは濃厚チーズの代表格。ジャガイモとの相性もぴったりです。そのゴルゴンゾーラをたっぷり使ったチーズクリームのコクに、クルミのカリカリ感とバルサミコ酢がアクセント!

川口 葉子

川口 葉子

カフェ ガイド

ライター、喫茶写真家。著書に『東京カフェ散歩 観光と日常』『京都カフェ散歩 喫茶都市をめぐる』(祥伝社)、『街角にパンとコーヒー』『東京の喫茶店 琥珀色のしずく77滴』(実業之日本社)他多数。雑誌、Web等でカフェやコーヒー特集の監修、記事執筆多数。Webサイト『東京カフェマニア』主宰。

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教えてくれた人……関牧子さん+平田美和さん

関牧子さん
○プロフィール:cafe Bandaオーナー。
タワーレコード勤務後、カフェ開業をめざして退職。珈琲店とレストランで働きながら開業準備。
「子どもの頃は神田精養軒のマドレーヌが大好きでした。子どもながらに、香ばしさに惹かれたのだと思います。今でも実家に帰ると、母がそのマドレーヌをたくさん買っておいてくれるんですよ(笑)」

平田美和さん
○プロフィール:cafe Bandaオーナー。
建設会社勤務後、カフェ開業をめざして退職。珈琲店とレストランで働きながら開業準備。
「今までにいちばん美味しいと思ったのは、海外旅行から帰ってきて、自宅で食べた母のお味噌汁。具だくさんの懐かしい味でした。関さんも私も料理好きの母親に育てられたので、子どもの頃から美味しいものに興味がありましたね」

ワンポイント

ゴルゴンゾーラは濃厚チーズの代表格。ジャガイモとの相性もぴったりです。
そのゴルゴンゾーラをたっぷり使ったチーズクリームのコクに、クルミのカリカリ感とバルサミコ酢がアクセント!
お酒に良く合うおつまみです。

バルサミコ酢について

イタリア料理でおなじみのバルサミコ酢は、フルーティーで上品な香りと濃厚な風味が魅力。
バルサミコ酢はブドウ液を煮つめて樽にねかせ、自然発酵させたもので、サラダのドレッシングや肉料理のソースなどの風味づけに用いるのが定番です。抗酸化作用に優れたポリフェノールが一般の酢の3倍も含まれていることも話題になり、最近はスーパーなどでも手軽に購入できるようになりましたね。

本物のバルサミコ酢はイタリア北部エミリア・ロマーニャ州の2つの町、モデナとレッジョ・エミリアで伝統的な製法を守って作られています。一切の添加物を加えず、長い時間と手間をかけてゆっくりと樽で熟成させるため、8年間熟成させたバルサミコ酢でも100mlで1000円~2000円前後のお値段になり、12年もの、25年ものになるとさらに高価。中には50年熟成、100年熟成のものもあるとか!
デパートのイタリア食材フェアで8年もの、10年もの、12年ものを小さなスプーンに1杯ずつ試食させていただいたことがありますが、歳月が育てた12年ものの風味の豊かさ、まろやかさは格別でした。

とはいうものの、 初心者は「とりあえず1本買ってみたけれど、使いみちがわからなくて永久に減らない!」ということになりがち。ひとまず1本1000円以下の手軽なバルサミコ酢を購入して、簡単な一皿から楽しんでみませんか?
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