ニッポンの様式美的お披露目パーティー
インフィニティ・ルームの公開が行なわれた明治記念館の憲法記念館。ここは明治14年(1888年)に建てられた赤坂仮御所の建物で、伊東博文に下賜されたものをそのまま移築したという。歴史の長いクリュッグそして京友禅の出会いに、これ以上ふさわしい場所もなかろう。有名人を含む関係者が集まるパーティーはもちろん、和のテイストでまとめられている。パーティーフードも、出汁など和風の味付けそして日本的な素材を使うなど、和のスタイルが新鮮である。こうしたデリケートな食べ物を、クリュッグの泡がスムーズにエスコートしてくれる。ゲストの会話そして食欲、どちらもいやおうなしに盛り上がる。クリュッグならではの洒落た遊び方には、ワイン愛好家ならば今後も学ぶところは大きいはずである。
ヴィンテージ1996にも京友禅ディスプレイ
近く発売されるクリュッグのヴィンテージ・シャンパーニュ1996年は、京友禅を使ったディスプレイで全国の店頭を飾る。アクリルのカプセル型、クラシックな観音開き型ボックスなど、さまざな形状で目を楽しませてくれる。シャンパン愛好家なら、1996年ヴィンテージが非常に良かったことは良くご存知だろう。一般によく熟した果実味と鮮烈でパワフルな酸がある、非凡なヴィンテージである。クリュッグの資料によると、クリュッグのヴィンテージ・シャンパーニュ1996年の味わいは滑らかでコクのあるハチミツやジンジャーブレッド、モカが感じられ、誇張した表現を使わなかった4代目当主をして「おそらく1928年次ぐヴィンテージになる」と言わしめたという。期待できそうだ。
■ クリュッグ1996(750ml)
価格: \31,500(税込)
発売開始: 2007年7月8日
問い合わせ: ヴーヴ・クリコ・ジャパン 03-3478-5784