シャンパン・スパークリングワイン/おすすめのスパークリングワイン

ワインを満喫する『機上のレストラン』(2ページ目)

機内食とワインに抜群との定評がある、シンガポール航空。実際に乗ってみて驚いたのは、あの有名人が選ぶワインの数々を、こんなふうにサービスしていることだった!

執筆者:橋本 伸彦

専門家が選ぶワインリスト


美しく盛り付けられた料理の味もハイレベル
あなたも飛行機に乗れば、無料のワインを楽しむだろう。たいていは「赤?白?」と急かされて、小瓶に入った無名ワインを渡されるか、有無を言わさずプラスティックのカップに注いで渡される。その味気なさに「タダだし、まあこんなものか……」と諦めつつ、味は気にしないように努めながら、ぐいっと飲み干すのではないだろうか? 

ところがシンガポール航空のフライトでは、ワイン好きなら嬉しくなってしまうようなセレクションが提供されるのである。まず、機内で渡されるメニューを開けばワインの専門家が「選んでますよ♪」と笑顔で登場する。ワインだが、ビジネスクラスではヴィンテージシャンパーニュを1種、白2種、赤3種、それにポート1種を提供している。数は多くないがアイテムのタイプや銘柄などの選定バランスがいい。早い話がどれを飲んでもしっかり旨く、風味の違いが楽しめるように組まれたリストである。

ずらりと並べたワインと共に楽しむ料理はレストランのよう

「ビジネスクラスなら豪華で当たり前だろう」と思うなかれ。エコノミークラスでも、選択肢は狭まるが同じようにきちんと選ばれたワインがフルサイズのボトルからサービスされるのである。機上のワインが旨い――これはもうワイン好きの夢が実現していると言っても過言ではない。はてさて、誰がどのようにしてこのワインを選んでいるのだろうか?

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 7
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます