宣伝…ルーツが今年のナンバーワン?
今年もネスカフェ缶コーヒーを考える
今年もネスカフェ缶コーヒーはリニューアルを行いました。仲間うちでもネスカフェの話題は出ませんでした。宣伝や自販機網の弱さという大きな問題はありますが、かつてのサンタマルタのようなヒット商品が出ないことも一つの原因に挙げられるのではないでしょうか。もう目新しいコーヒー豆も無いでしょうから、これからもネスカフェの苦労は続くことでしょう。
2008年の缶コーヒーはどうなる?
2007年問題による熟練労働力の減少という問題は缶コーヒーの販売にも大きな影響を与えるのではないかと思います。それに加え、日常飲用する飲料がお茶やミネラルウォーターなどに移っている状況では、ソフトドリンクにおける缶コーヒーのシェア低下は避けられないのではないでしょうか。それゆえ、魅力ある宣伝や懸賞が少なくなってきているのかもしれません。市場は飽和し、女性という未開のターゲットへのアタックは毎回失敗となれば、衰退はそう遠くない時期に来ることでしょう。愛好家にとっては悲しい予想をしてしまいましたが、決して誰もが衰退するとは思っていないはずです。きっと何か明るい話題が出てくることを期待し、2007年の缶コーヒーレビューの締めとしたいと思います。
『缶コーヒーレビュー2006』
『缶コーヒーレビュー2005』
『缶コーヒーレビュー2004』
『缶コーヒーレビュー2003』