2007年の缶コーヒーを回顧する

2003年に始まった『缶コーヒーレビュー』、おかげさまで5回目となりました。例のごとく、読者のご感想を参考にさせていただきながら今回も大晦日(それも紅白歌合戦を見ながら)に執筆させていただきました。投稿していただいた皆さま、どうもありがとうございました。

昨年予測検証1…砂糖?ミルク?そんなの関係ねぇ!

ルーツアロマブラック
昨年の記事では『ブラックコーヒーが増加傾向』と書きましたが、そのとおり、ブラックコーヒーが大量に出回りました。格差社会の拡大、ワーキングプアという問題を抱えた社会の中で、缶コーヒーは『覚醒のためだけの液体』になってしまった感があります。

今までであれば、ポッカコーヒーやサントリーのボス・スーパーブレンドのような『全部入り』の製品が労働者には好まれたわけですが、砂糖やミルクのような『くつろぎのための要素』さえも購入者は求めることができない状況になってしまったのでしょうか。

昨年予測検証2…新ブランド?そんな話は右から左に受け流し…

ジョージア シーズンズベスト カリビアンジュエル
過去の例を挙げますと、だいたい5年程度でブランドリニューアルが行われますが、ここ最近ブランドリニューアルが行われておりません。その代わり、コカ・コーラジョージア『シーズンズベスト』、キリンファイア『挽きたて工房』、アサヒワンダ『圧力仕立て』のようなサブブランドによるバリエーションの増加(かさ増し)は多かったかと思います。

総論…はたして缶コーヒー界は盛況だったのか?

入手本数や発売数からすると前年並みだったと思うのですが、新製品が入手できなかったり、入手しないうちにコンビニの冷蔵庫から消えてしまった品は一部の限定商品を除き、見当たりませんでした。今年も、数年前からの『棲み分け』は継続しているようです。

ブラックコーヒーについては各社とも新製品を投入しましたが、これについては競合しているはずなのに、入手できない品は無かったかと記憶しています。品物の回転が速かったのか、冷蔵庫のキャパシティを超えるほどの品数が発売されなかったのか。原因がキャパシティだとすれば、勢いが衰え始めてきているのでしょうか。最近は男性でも缶コーヒーより日本茶・ミネラルウォーターを飲む人が多くなっていますしね。(というか今までの日本人の風習に戻ったわけで)