8.企画の失敗
ディスカッションを重ねるうちに、極端な結論に達してしまう「集団的浅慮」(groupthink)に陥ってしまったのだと思います。同時に女子高生開発飲料『キスール』もありましたが、これも同じ運命でありました。
9.スピンアウト元が消えてしまった
茶流彩彩から爽健美茶がスピンアウトし、元の茶流彩彩ブランドが日本茶ブランド『清流茶房』と烏龍茶飲料『煌』(ファン)に分割され、茶流彩彩ブランドは消滅いたしました。(厳密に言うと、沖縄の『さんぴん茶』にブランド名が残っていますが)
10.他ブランドに組み込まれた
どうして同じ缶コーヒーなのにわざわざブランドを分かれていたのか。開発時はジョージアシリーズとして企画されていましたが、日本コカ・コーラ社内のパワーゲームの結果、ジョージアとは別ブランドになったという噂を聞いたことがあります。
ブランド名は生モノ?
以上、ブランド名の変化について述べてまいりましたが、すぐに消えてしまうブランドもあれば、長く親しまれるブランドもあります。ブランド名は生モノであると考えると、どうやって長続きするブランドを作り上げるのでしょうか。それは単なる偶然や運なのでしょうか。そんなことは無いとは思いますが。All About WEEKENDERへ