濃い色は期待の色
このファンタ、最近発売された他のファンタと比べると濃い色になっています。これはカラメルとアントシアニンによるものですが、黒っぽい色の炭酸飲料は過去に話題になったものが少なくありません。おまけに、日本人に好まれないフレーバー『チェリー』が入っているではありませんか。とても期待が持てます。
ということで、新製品レビューの時期は過ぎておりますが、過去の『黒っぽい炭酸飲料』を紹介したうえで、今回のファンタの試飲をしてみようと思います。
過去の黒い炭酸飲料
『シュウェップス ブラックドライ』は朝日麦酒がシュウェップスのライセンスを持っていたときに販売されたものです。
キリンビバレッジの『Drink SMAP』はSMAPの同名アルバムとのタイアップで販売されたものです。誰もが好む味と思いきや、飲む人を選ぶ味でありました。発売から少し経ってから、箱が欲しくて勤務先出入りの自販機ベンダーに在庫を聞いたら、『たくさんあります!』と言われました。
さて、味はどうでしょう?
味はチェリーが強いことを期待しましたが、さすがに過去の失敗は繰り返さないようで、チェリーではなく、ピーチの味を強く感じました。他の味はほとんど感じなかったのですが、皆さんはどう感じましたでしょうか。
ファンタはファンタでした
以上、期待をした試飲ではありましたが、やはりファンタはファンタ。コーラやペッパーのような何が入ってるかわからない味ではなく、ちゃんと果実の味になっていました。同じ会社で同じようなタイプの飲み物を複数ブランドで出すことはないわけで、当たり前といえば当たり前な結果でありました。