コンビニグルメ/スナック菓子

ハウス『ギャバンポテトチップス』

業務用スパイスでおなじみのギャバン製品をハウス食品が家庭用として販売していますが、ギャバンスパイスを使ったポテトチップスが発売されました。ギャバンの味はどう生かされているでしょう。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

『ギャバン』といえば?

『ギャバン』というと、映画ファンだったら映画俳優のジャン・ギャバン、特撮ファンだったら『宇宙刑事ギャバン』を思い出すことでしょう。そしてラーメン好きな人だったら、店のカウンタに置いてある『ギャバンのコショウ』を思い出すのではないでしょうか。そう、今回はギャバンスパイスの話です。

ギャバンスパイスは主に業務用として出回っておりましたが、2004年8月にハウス食品と業務提携を行いました。ギャバンの販売子会社がハウス食品に譲渡され、2005年2月から、ハウス食品がギャバンの家庭用商品を販売することになりました。
ギャバンポテトチップス
そして今回、ハウスからギャバンスパイスを使用した成型ポテトチップ『GABAN POTATO CHIPS』が発売されました。ハウスはかつて『チップスカンパニー』を販売していましたが、その後継商品ということになるようです。
パッケージはスパイス缶と同様、メタリックな色に『GABAN』のロゴが入っているシックなパッケージです。缶好きな私としては、スパイス同様スチール缶を期待しましたが、残念ながら紙パッケージです。味は『あらびきブラックペパー』と『チリペパー』の2種類。ポテトにスパイスを練りこみ・振りかけて揚げてあります。
ギャバンポテトチップスの内袋
内袋は2つ入っています。他社の成型ポテトチップスの内袋は1つのことが多いですが、2つに分かれていると湿気ないのでいいですね。

爽やかな大人の辛さ

ギャバンポテトチップスの中身
あらびきブラックペパーはコショウのつぶつぶがよく見えます。チリペパーは他社チリペッパー入り製品同様、赤っぽい色になっています。
試食してみますと、これが意外に辛い。『暴君ハバネロ』のような破壊的な辛さではありませんが、普通のポテトチップスのつもりで食べると驚きます。ブラックペパーは最初ピリっと辛く、チリペパーは食べた後ジワジワ辛さがやってきます。

このギャバンポテトチップス、ただ辛いだけではなく、ポテトチップとしておいしく食べられる辛さが良いと思います。同社カレールーのキャッチフレーズではありませんが、さわやかな大人の辛さでヒデキも感激することでしょう。

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ハウス食品・Spice of Life(ギャバン家庭用スパイスカタログ)
ギャバン
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