コンビニグルメ/ソフトドリンク

観てから飲むか、飲んでから観るか? 映画みたいな缶したい

ソフトドリンクのネーミング、単なるダジャレ系から意味不明系までたくさんありますが、今回は映画やテレビドラマのタイトルみたいな名前を持つソフトドリンクをいくつか紹介します。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

わたしは、そのドリンクの名づけ親だよ!

自分の子どもの名付けにはどなたも悩んだのではないかと思います。同様に、商品のネーミングというもの、ヒット商品になるように、長く売れるようにと悩むものではないでしょうか。ソフトドリンクも長年ウォッチングしていますと、当たり前すぎる名前、奇をてらい、ここ一発にかける名前、普通なんだけど印象に残る名前などいろいろなネーミングを見かけました。

ところで先日、ダイドーの自販機で『葉の茶・ごく煎』という茶飲料を見つけました。このネーミングは日本テレビ系で放送された人気テレビドラマ『ごくせん』を意識して付けられたのでしょう。きっとそうに違いありません。このように、ソフトドリンクのネーミングには映画やテレビドラマのタイトルから拝借したのではないかと思われるものがあります。

そこで今回は、そんな『どこかで聞いたようなネーミング』を持つソフトドリンクについて私のコレクションから紹介したいと思います。

白い恋人ドリンク(石屋製菓)

白い恋人ドリンク
誰もがご存知、札幌みやげの定番お菓子『白い恋人』のドリンク版です。『白い恋人』といえば、グルノーブル冬季五輪の記録映画『白い恋人たち』(クロード・ルルーシュ監督)を思い出すことでしょう。石屋製菓のサイトを見ますと、名前を考えたときに、この映画のことも関係していたようです。

北の国から(森永製菓)

森永製菓 北の国から
これも北海道がらみの品です。富良野のラベンダーエキスを使っています。富良野といえば誰もが思い出すのが、フジテレビ系で放送された『北の国から』。安直なネーミングです。純クンも蛍ちゃんも五郎さんも出てきません。

ブラックレモン(ダイドードリンコ)

ダイドー ブラックレモン
最近では『ペプシ・ツイスト』や『コカ・コーラ レモン』でもおなじみとなったレモン果汁入りコーラです。ネーミングは松田優作さんの遺作となった『ブラック・レイン』から来ているのではないでしょうか。映画の舞台は大阪でしたが、ダイドーも本社は大阪心斎橋にありますので、ネーミングに少なからず影響があったのではと思います。

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