コンビニグルメ/ソフトドリンク

観てから飲むか、飲んでから観るか? 映画みたいな缶したい(2ページ目)

ソフトドリンクのネーミング、単なるダジャレ系から意味不明系までたくさんありますが、今回は映画やテレビドラマのタイトルみたいな名前を持つソフトドリンクをいくつか紹介します。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

ダイ・ハード(チェリオ)

チェリオ ダイ・ハード
ここから3品はチェリオの製品です。チェリオの製品というと、ユニークなネーミングで定評がありますが、今回はその中から映画風なネーミングの品を紹介いたします。まずは『ダイ・ハード』。ブルース・ウィルスさん主演の映画タイトルですが、当時、ご本人はキリンの『ポストウォーター』のCMに出演していたのでした。中身はサントリー『鉄骨飲料』の類似品でした。アクション物といえば、『ターミネーター』というガラナ入りコーラもチェリオから出ていたことがあります。もちろんこちらもシュワちゃんは関係しておりません。

コブラ(チェリオ)

チェリオ コブラ
『コブラ』というと、シルベスター・スタローンさん主演の刑事モノ映画でしたが、こちらのコブラはDHA入りビタミン飲料でした。DHAというとコブラではなくてマグロ(の目玉の後ろ)ではないでしょうか。

砂漠の嵐(チェリオ)

チェリオ 砂漠の嵐
1991年はじめにあった湾岸戦争における多国籍軍の作戦名です。これは映画のタイトルではありませんが、『劇場型戦争』とか『テレビゲーム型戦争』などと称された戦争でした。こんな名前をソフトドリンクにつけるところがチェリオらしいといえばチェリオらしいですが。そういえばNHK大河ドラマで『宮本武蔵』が放送されたときに『宮本武蔵』という商品を出したことがあるそうで。(これにはチェリオの関連会社で『月刊歴史読本』という人気歴史雑誌を出版している『新人物往来社』という会社がありまして、歴史読本つながりで出したようです)

ネーミングは時代とともに

今回は映画やテレビドラマのタイトルみたいなソフトドリンクを紹介いたしましたが、ダジャレだったり、流行語をパクったり、その時代時代を反映した名前がついているのではないかと思います。『コマーシャルは時代を映す鏡です』という言葉がありますが、商品のネーミングも時代を反映しているのではないでしょうか。
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