コンビニグルメ/ソフトドリンク

売れそうで売れない『無糖紅茶』を振り返る あのソフトドリンクをもう一度7(2ページ目)

カロリーを気にする人向けに、ローカロリー飲料はたくさん出ています。ところが、無糖の紅茶はなぜか『出ては消え』の連続です。今回は、そんな無糖紅茶にスポットを当ててみました。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

シンバ 無糖アールグレイティー(コカ・コーラ・1991年)

コカ・コーラシンバ無糖アールグレイティー
『紅茶花伝』の前に販売されたコカ・コーラの紅茶ブランドです。当時もこの無糖アールグレイティはレアな存在だったと思います。そういえばちょっと前にコカ・コーラから『Tea For Dining』という無糖紅茶が出ていましたが、いつの間にか消えてしまいました。

東方茶聞録 中国紅茶(不二家・1989年)

不二家東方茶聞録中国紅茶
同社『峠の茶屋』シリーズの姉妹品だったと思います。菓子問屋に勤めていた父が、会社から持ってきた試供品だった気が。中国というと烏龍茶が思い浮かびますが、紅茶もあります。キームンとかラプサンスーチョンが中国紅茶としては有名ですね。

ゼロティー(明治製菓・1995年)

明治製菓ゼロティー
アサヒ『十六茶』が流行していた頃販売されたものです。当時『二十四茶』とか『四十八茶』のように原材料の数が多くなっていったのですが、「まさかゼロはないだろう」と思っていたところに出てきました。とは言え、カロリーがゼロなだけで、原材料は紅茶の葉ですから本当は『一茶』なんですが。

パティオ 紅茶の時間プレーンティー(ペプシ・1990年)

ペプシパティオ紅茶の時間プレーンティー
ペプシコーラオリジナルブレンドの缶紅茶です。『新発売』と缶に書いてありますが、この3文字が缶から消えたものは出ませんでした。1992年からは、アメリカのペプシコがリプトンとパートナーシップを結んだ関係で、リプトンの缶紅茶を販売することとなります。(現在はご存知のとおりサントリーが販売しております。これもペプシ=リプトンのパートナーシップが関係しているのでしょう)
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