紅茶は甘くないと売れません

紅茶飲料が一般化したのは、キリン『午後の紅茶』のヒットからだと思います。当時、午後の紅茶がヒットした理由というのは『他の紅茶飲料に比べて甘さが控えめだった』からなのだそうです。

しかし、家や喫茶店で飲む紅茶に比べると、糖分はその何倍も入っているわけで、糖分を気にする人は敬遠してしまうことでしょう。そこで、無糖の缶コーヒーがあるように、無糖の紅茶も販売されています。

ところが、無糖紅茶は大塚ベバレジの『シンビーノ・ジャワティストレート』以外で長続きしたものがありません。無糖茶飲料というと、日本では紅茶より緑茶が一般的であること、緑茶に比べると発酵茶の紅茶はややクセがあること、紅茶を飲むのは甘さを求めていることが多い、ということが理由ではないかと考えます。

今回は、そんな無糖紅茶について私のコレクションから紹介したいと思います。

午後の紅茶プレーンティー(キリン・1991年)

キリン午後の紅茶プレーンティー
午後の紅茶にも無糖紅茶が過去2度存在しています。これは同製品の缶入りが発売された際(1.5リットルPETボトルが缶入りより先に販売された)、ストレート・ミルク・レモンの定番3種と共に発売されたものです。

センイティー(カルピス・1990年)

カルピスセンイティー
食物繊維入りの無糖紅茶です。食物繊維が注目された頃の商品だったと思います。でも入手したのは2年後の1992年にどこかの温泉に行ったときだったかと思います。売れなかったんですねぇ。

無糖檸檬(ダイドー・1995年)

ダイドー無糖檸檬
無糖ミルクティーはいくつか出ていましたが、無糖レモンティーというのはこれくらいだったかと思います。『檸檬』という漢字を使ったところが渋いですね。梶井基次郎でしたっけ。