そろそろ牛丼が恋しいですが…
吉野家から牛丼が消えて1年以上経ちました。他店では牛丼が食べられる店も出てきましたが、ボリュームや味を考えると、「やっぱり吉野家でないと」と思ってしまいます。競馬場にある吉野家では、JRAとの契約の関係で牛丼が食べられるという話もありますが、さすがに競馬場に行ってまで牛丼を食べる気にはなりません。(車で30分で行けるのですが)吉野家で牛丼の代わりとして発売された豚丼も食べてみました。『つゆだく』を注文しないのが悪いのかもしれませんが、何だかパサパサしていて、私の口には合わなかったです。
牛丼屋がだめならレトルト牛丼、ということでレトルト牛丼について、昨年の春に『レトルト牛丼ガイド2004』という記事で当時販売していたレトルト牛丼を紹介いたしましたが、レトルト牛丼自体もスーパーの店頭から見なくなってしまいました。
パッケージ写真 |
牛肉を豚肉に替えた牛丼?
できあがり写真 |
吉野家の豚丼が赤身肉中心であるのに対し、こちらは脂身が割合あります。食感も吉野家の肉が硬めなのに対し、グリコはトロトロしていて柔らかいです。つゆだくですので、ご飯にも汁が充分しみこんで、おいしく食べられます。ネギもよく煮込まれていますが、吉野家のネギのようなシャキシャキ感が無いところは好き嫌いが分かれると思います。結果として『DONBURI亭・東京牛丼』の牛肉を豚肉に替えた商品と言えると思います。
一つ残念なのが、『DONBURI亭・東京牛丼』の時にも指摘しましたが、ボリュームが足りないことです。食べ盛りの青少年だと2袋以上必要でしょう。こちらも大盛を期待するところです。
豚肉を使った丼物というと、焼肉丼やカツ丼というのが一般的でして、牛丼ライクな豚丼というのは、登場してからまだ日が浅いです。まだ改良の余地があると思いますが、ワタクシ的にはボリューム以外は合格だと思います。