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ついに出た!レトルト豚丼のお味はいかに? グリコ 『DONBURI亭・豚丼』

牛丼の代用品として発売された豚丼ですが、レトルト調理品にも『豚丼のもと』が発売されました。江崎グリコの『DONBURI亭・豚丼』は『レトルト牛丼のもと』の代用品となりえるのでしょうか。

久須美 雅士

執筆者:久須美 雅士

コンビニグルメガイド

そろそろ牛丼が恋しいですが…

吉野家から牛丼が消えて1年以上経ちました。他店では牛丼が食べられる店も出てきましたが、ボリュームや味を考えると、「やっぱり吉野家でないと」と思ってしまいます。競馬場にある吉野家では、JRAとの契約の関係で牛丼が食べられるという話もありますが、さすがに競馬場に行ってまで牛丼を食べる気にはなりません。(車で30分で行けるのですが)

吉野家で牛丼の代わりとして発売された豚丼も食べてみました。『つゆだく』を注文しないのが悪いのかもしれませんが、何だかパサパサしていて、私の口には合わなかったです。

牛丼屋がだめならレトルト牛丼、ということでレトルト牛丼について、昨年の春に『レトルト牛丼ガイド2004』という記事で当時販売していたレトルト牛丼を紹介いたしましたが、レトルト牛丼自体もスーパーの店頭から見なくなってしまいました。

グリコDONBURI亭・豚丼パッケージ写真
パッケージ写真
いつかはレトルト豚丼も出るのかなぁと思っていましたら、近所のスーパーで見つけてしまいました。江崎グリコの『DONBURI亭・豚丼』です。内容量は170g、カロリーは323kcalとなっております。

牛肉を豚肉に替えた牛丼?

グリコDONBURI亭・豚丼のできあがり
できあがり写真
よく見えないですが、ご飯は今回『サトウのごはん・あきたこまち版』を使ってみました。グリコのDONBURI亭はつゆだくの商品が多いので、サトウのごはんのような硬めのご飯のほうが合うかもしれません。(包装米飯の硬さについては2003年6月1日のガイド記事『お米は一粒でも大切に!』を参照のこと)

吉野家の豚丼が赤身肉中心であるのに対し、こちらは脂身が割合あります。食感も吉野家の肉が硬めなのに対し、グリコはトロトロしていて柔らかいです。つゆだくですので、ご飯にも汁が充分しみこんで、おいしく食べられます。ネギもよく煮込まれていますが、吉野家のネギのようなシャキシャキ感が無いところは好き嫌いが分かれると思います。結果として『DONBURI亭・東京牛丼』の牛肉を豚肉に替えた商品と言えると思います。

一つ残念なのが、『DONBURI亭・東京牛丼』の時にも指摘しましたが、ボリュームが足りないことです。食べ盛りの青少年だと2袋以上必要でしょう。こちらも大盛を期待するところです。

豚肉を使った丼物というと、焼肉丼やカツ丼というのが一般的でして、牛丼ライクな豚丼というのは、登場してからまだ日が浅いです。まだ改良の余地があると思いますが、ワタクシ的にはボリューム以外は合格だと思います。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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