まずは内容物の確認から。麺、乾燥具材、液体スープは普通の大きさですが、レトルトの調理品(これが具です)の袋がすごく大きいのがおわかりだと思います。レトルト調理品はメンマとチャーシューです。
チャーシューの大きさを見てほしかったので、クローズアップにしてみました。面積は普通のチャーシューと同じ大きさですが、厚みが違います。1センチくらいあります。レトルト調理品なので、トロトロに柔らかくなっているように見えますが、意外に歯ごたえがあります。メンマもたくさん入れてほしかったのですが、普通な数です。
スープは『達人といわれた社長のラーメン』と同じようで、あっさりした塩味です。物足りないほどあっさりしているのですが、チャーシューの煮汁も入るので、その分味が濃くなります。それでも『具多』よりはあっさり味です。ところが、このチャーシューの煮汁が入ったことにより、麺にスープがよくからまり、『達人といわれた社長のラーメン』のように時間が経たないと麺がスープになじまないということはありません。出来上がってすぐでも麺をおいしく食べられます。チャーシューや煮汁の脂がスープをうまく麺にマッチさせているのではと思います。脂の意外な効能を知ったカップ麺でもありました。