これができ上がりです。具の多さは今までどおりですね。レトルト調理品はキノコでして、シイタケ・マイタケ・シメジ・エリンギを使っています。程よく煮込まれ、コリコリとした食感でおいしく食べることができます。
今回感心したのが彩りです。ニンジンのオレンジ色、カキタマの黄色が鮮やかです。どこかで見たような色使いだと思って考えてみましたら、花札の10月(もみじ)ではないですか。これで鹿がいればバッチリなんでしょうが、きっとシカトされて(ソッポを向かれて:花札の『10月の鹿』がソッポを向いているところから、鹿十→シカト)、来てくれなかったんでしょうねぇ。
麺はやや硬めです。もうちょっと太めで柔らかくてもいいのではと思いました。時間が経っても硬さはあまり変わりません。また、スープはしょうゆ味(中華香熟醤油味)となっています。最近個人的にはあっさり目のほうが好きなので、味が濃くて油が強い気がしましたが、キノコに味をつけるためには仕方が無いのでしょう。
今回も具の多さと味の濃さとボリュームに圧倒されました。トシのせいもあるのでしょうが、『やっと食べきれた』と感じるほどのボリュームでした。新製品が出るたびに楽しみなこの『具多』、「カップ麺は嫌い」という方も、一度食べてみる価値は充分にあると思います。そうそう、毎回感心するレトルト調理品の具、これだけ出してくれないものでしょうか。
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