さくらんぼとアメリカンチェリーの違いを感じた事例として、1980年代中期に販売されたコカ・コーラの『チェリーコーク』が思い浮かびます。チェリーフレーバーの入ったコーラでして、最近販売されているレモン味やバニラ味のコーラの先祖とも言えるでしょう。発売当時は割合話題になったと記憶しています。
しかし、チェリーコークはあっという間に消えてしまいました。原因は『味』だと考えます。チェリー味が受け入れられなかったのです。同様の例としてドクターペッパーがあります。ドクターペッパーにもチェリーフレーバーが入っています。こちらも大人気とは言えません。ここから考えますと、『チェリー味は日本人の口に合わない』と考えたほうが良さそうです。
以前『あのソフトドリンクをもう一度』にて台湾版チェリーコークをお目にかけましたが、その後日本版チェリーコークを入手することができましたので、今回は私の持っているチェリーコークの缶をすべてお目にかけたいと思います。
●日本版チェリーコーク

●台湾版チェリーコーク

●タイ版チェリーコーク
