商品名 | たきたてご飯 | サトウのごはん | キャプテンクック ふっくら炊きたてごはん |
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販売者 | 加ト吉 | 佐藤食品工業 | ダイエー |
商品写真 | |||
開封後 | |||
残米粒数 | カレースプーン約半分 | 3粒 | 0粒 |
米の銘柄 | 新潟産コシヒカリ | 新潟産コシヒカリ | コシヒカリ |
商品名 | たきたてごはん | あったかごはん | パパっとライス |
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販売者 | たかの | 東洋水産 | はごろもフーズ |
商品写真 | |||
開封後 | |||
残米粒数 | 約10粒 | カレースプーン約1/3 | カレースプーン約1杯 |
米の銘柄 | 新潟県産コシヒカリ | コシヒカリ | コシヒカリ1等米 |
不思議なことに、新潟県にあるメーカーのご飯は残っている米粒の数が少ないです。コメの大手生産県ゆえ、容器に入っているご飯をしっかり全部食べてもらおうという配慮からでしょうか。ダイエーもパーフェクトでしたが、容器の形やご飯の詰め方をみますと、サトウの委託生産品のようです。(同様にイオンと加ト吉、エスビーと東洋水産もそれぞれ同じ会社が製造しているようです)
どうしてご飯離れが良いのか。それは容器の底の形状とご飯の詰め方にあるようです。写真を見るとわかりますが、越後製菓は容器の内側にリブ状の浮き出しがあります。サトウ食品とたかのの製品は、ご飯を成形してから容器に入れています。電子レンジに入れる前に振ってみますと、カタカタと音がしました。要は、ご飯と容器の間に空間を作ることにより、ご飯がくっつかないようにしているわけです。
逆に『パパっとライス』は、ご飯をぎっしり詰めているので、ご飯離れが悪いのです。おまけに100gづつの包装なので、場合によっては4分の1程度容器に残ってしまうので、とてもイライラしてしまいます。(この容器、形状が大塚食品の『あ!あれたべよ』と同じ材質・形状です)
ということで、容器のご飯離れについては今回の実験から考えると、サトウとダイエーのご飯が一番だと思います。本当に気持ちよくパカっと離れます。
ついでに書きますが、味に関してはどこの会社も間違いはありません。(以前、役場の農業委員会の仕事をしていたことがあるのですが、最近は収量よりも食味を優先するよう農協も役場も指導しているそうです)。ご飯が食べたいけど、炊く時間も元気も無いときに包装米飯を試してみてはいかがでしょう。
イオン(トップバリュ紹介)
エスビー食品
越後製菓
加ト吉
サトウ食品(佐藤食品工業)
ダイエー(自社ブランド紹介)
たかの
東洋水産(マルちゃん学園)
はごろもフーズ