さて、過去に販売されたティーソーダをご覧に入れましたが、どの製品もだいたい10年くらい前のもので、長続きしなかったことがおわかりになるでしょう。ちょうど流行が一周したあたりではないでしょうか。

ティーソーダは、非常に中途半端な飲み物と言わざるを得ません。炭酸飲料は若い男性、紅茶は若い女性が好むと言われておりますが、合体したからと言って男性女性とも愛飲するということはありません。



しかし、今回発売されたティーソーダはその点、味にとても気を遣っています。以前のティーソーダは炭酸の苦みばかり感じて、おいしい飲み物とは思いませんでした。この記事を執筆しながらG.G.Teaを飲んでいますが、オレンジ果汁が入っているので、炭酸の苦みはほとんど感じません。

味とパッケージのデザインからすると、若い成人女性がターゲットなのだと思います。G.G.TeaのテレビCMにはアメリカのアイドルシンガー、ブリトニー・スピアーズさんが出演しているのも、女性を意識してのことでしょう。男性向けだったら『午後の紅茶』のCMに出演している『あやや』こと松浦亜弥さんがこちらのCM出演も兼ねることでしょう。

長い景気の低迷の中、何か突破口を見つけるがために過去の製品を振り返ってみることは良いことだと思いますが、ただ過去を振り返るだけでなく、ちゃんと失敗点を洗い出してから発売されたことは良かったと思います。飲む前はあまり期待できないのではと思いましたが、飲んでみると意外においしかったので、「ティーソーダも悪くはないな」と感じた次第です。


キリンビバレッジ『G.G.Tea』
リプトン(日本リーバ)
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