最後に紹介するのがUCC上島珈琲の『モカ・ラテ』と『ラテチーノ』です。写真をご覧の通り、最近のシアトル風コーヒーのカップに倣ったカップ缶を使っています。UCCは以前から『樽缶』という樽型の缶を使っていましたので、その延長のパッケージと考えていいでしょう。税抜き120円と一般の缶コーヒーに比べれば若干高価ですが、味もしっかりしていますので、見かけだおしではありません。なお、この2品はコンビニ等の手売り専用商品となっています。
缶コーヒーは懸賞の過熱ぶりはともかく、商品に関しても新技術・新製法づくし、新パッケージ、購入意欲をそそられるテレビCMと、総合的に競っていると言えるでしょう。不景気と言われる今日この頃ですが、せめておいしい缶コーヒーを飲み、面白いテレビCMを見て、顔だけでも景気の良さそうなふりをしてみませんか。