キールメゾン
「キールメゾン」650円円 |
見た目はケーキのようですが、いただくとヒンヤリと冷たい、 ソルベ(シャーベット)で作られた、華やかなアイスです。
ピンク色の箇所はソルベ・ペッシェ・ド・ヴィーニュ(桃のソルベ)で甘酸っぱい桃の香りが魅力。 ソルベシャンパンはシャリシャリとした食感でフンワリとシャンパンの香りが口の中に広がります。そして中央の色鮮やかなソルベカシスはねっとりとした美味しさで、濃厚なカシスの余韻が残ります。 下には、ビスキュイダマンド(アーモンド生地)がありアクセントになり、一口ごとに全ての味わいが重なり合います。
あまり日本では一般的ではありませんが、フランスのグラッスリーでは、通常おいてあるスイーツ。 「パティシエ(洋菓子職人)」・「ショコラティエ(チョコレート職人)」と同様に「グラシエ(アイスクリーム職人)」という分野を定着させていきたいと、永井シェフはおっしゃっていました。
トロピック
「トロピック」630円 |
こちらもアントルメ・グラッセの一つ。 しっとりとしたクリーム系の滑らかな味わいを楽しめるバナナのパルフェはバナナのリキュールがほのかに香ります。
果肉感を残したパイナップルのソルベがさっぱりとして、夏向きの美味しさでした。
ノリエットでは、上記の「トロピック」「キールメゾン」の他、ピスターチオのグラスを使った「シシリア」などアントルメ・グラッセを7~8種類用意されています。
「日本で、あまり定着しないのは持ち帰りが難しいのと、手間がかかる割りに売れないんですよ(笑)」とおっしゃっていました。
次のページでは「ノリエットのこだわりフランス菓子」をご紹介します。