女性のためのグルメ情報/女性のためのグルメ関連情報

COVA TOKYO~200年の製菓店の歩み~(3ページ目)

200年間、製菓店として歩んできたミラノのカフェの東京店です。メインスイーツは、最古のレシピで作るザッハトルテ。サントノーレ、ミモザと合わせ「育ちの良さ」が自慢の逸品。年配の方へのおもたせにも最適です!

執筆者:河野 優美

東京店のみで提供される素材重視のランチコース。

COVA TOKYO
「COVA東京」のダイニング席。内装には、桜の木が使われています。

本場ミラノの「COVA」が、カフェメニューのみのため、1817年からの創業の歴史は、やはりどうしてもコーヒーとお菓子が主役。

COVA TOKYO
「本日の前菜3種盛り合わせ」。
左上から時計まわりに、塩と香味野菜に一晩つけた鴨の胸肉を桜のチップでスモークし、皮をカリッとローストした「鴨のスモーク ブドウのコンポート添え」、「コラトゥーラ」、イタリアのアンチョビソースを使った「水タコのカルパッチョ」、北海道で有機栽培されたカボチャのフレークを、チキンブイヨンでピューレにし、小麦粉でスフレ状にした「カボチャのスフォルマート アマレット風味」。
こちらは、ほぼ毎日内容が変わり、日によってはその日のうちに、違う品がお目見えすることも。野菜、肉、魚という3種のベースは変わらなくとも、素材の新鮮さ重視ゆえ、隣の人とお皿の上が異なることもしばしばあるよう。

そのため、ミラノの「COVA」を知っている人は、東京店に来て、充実したフードメニューに驚くことも。また、東京店は入口にお菓子が陳列してあるため、外から見るとそのたぐいのショップにも見えるので、ミラノ本店を知らずとも、中に入って意外に思う人もいるそう。

COVA TOKYO
「タリアッテレ パンチェッタとキノコのクリームソース」。
スパゲッティーニ、リガトーニなど、当日3種類用意される手打ちパスタの中から、ゲストが選んだメインに一番合うものをシェフが選択。
朝一番に取りかかり、オープンギリギリまでかかることもあるという力の入れようです。

実は、私も後者の1人。以前、お菓子を購入するため、初めて店内に入った時、一段高くなった奥に、ダイニングがあるのにビックリ。イタリアン特有のオリーブオイルの匂いに誘われ、ついフラフラと座ってしまいそうでした。

海の甘みをもたらすモンサンミッシェル産のムール貝。

COVA TOKYO

前菜、パスタと続くランチコース(3,800円)で、この日、メインに選んだのは、「真鯛とアサリ モンサンミッシェル産ムール貝のスープ仕立て」。クツクツと煮込まれた魚のスープの湯気に、色をつけるように香るのは、仕上げにぽとっとひと振りされた、オリーブオイル。味付けは、若干強いかなと思うくらい、かなり塩が効いていて、しっかりめです。

写真だけ見ると、「あれっ? ムール貝は?」と探したくなりますが、見当たらないのは、アサリの中に紛れてしまっていたから。と言うのも、モンサンミッシェル産は、とても小粒。でも、トマトで言えば、まさに完熟。ふっくらとした身は、ぎゅーっと濃縮した海の甘みを感じさせます。

「COVA東京」は、いつの日も、夢を売るお店。

COVA TOKYO
窓の向こうに見える「ザ・ペニンシュラ東京」の出入り口。

そんな折、ふと窓の外に目をやると、「ザ・ペニンシュラ東京」から出てくる外国人の姿。

「ザ・ペニンシュラ東京」が真向かいのせいか、きっとお泊りの方なのでしょう、外国人の方が「COVA東京」にもよくいらっしゃいます。レストラン慣れしている方も多いので、メニューにあるものをそのままオーダーされるのではなく、「こういうのが食べたいんだけど」とリクエストされることも少なくないです。でも、希望を言われることは、とても嬉しいこと。ひとつひとつ対応していくのは、その都度、勉強にもなるし、やりがいも感じます。食材はいつも豊富に用意しているので、ぜひ楽しんでいってもらいたい」とシェフ。

入口のショーケースの横には、山盛りに飾り付けられたチョコレートや焼き菓子。値段も種類もバラバラだけど、なんだかとても夢がある。気の向くまま、ポンポン置いただけのゴチャゴチャ感が、見る人をこんなに楽しい気分にさせるとは。それは、小さな頃、大事にしていたおもちゃ箱を、もう一度手にするようなひととき。

「COVA東京」は、いつの日も、夢を売るお店。宝物を見つけたくなる、そんなワクワク感がいっぱい詰まっています。

COVA TOKYO
きめ細かな肉質と霜降りで有名な山形県「平田牧場」の「三元豚のロースト」。脂が甘く、あっさりのため、すんなり胃におさまります。

【新記事&次回記事のアップ情報は、女性のためのグルメ情報 ガイドメールマガジンでお知らせしています!】

COVA TOKYO
<店舗データ>
COVA TOKYO
所在地:千代田区有楽町1-7-1
有楽町電気ビル1F
TEL:03-5223-0008
営業時間
月~土 :11:00~23:00
日・祝  :11:00~18:00 
ランチタイム :11:00~15:00(LO)
ディナータイム:18:00~21:30(LO)
定休日:年末年始
日比谷線日比谷駅A3出口より徒歩約0分
銀座線銀座駅C1出口より徒歩約1分
JR有楽町駅日比谷口より徒歩約1分
地図:Yahoo!地図情報

COVA TOKYO
赤いリボンをほどくと、出てくるのは、ドライフルーツたっぷりのパネトーネ。
【関連情報】
■近辺のおいしいスイーツ
5色のギモーブ エスプレッサメンテ イリー

■近辺で利用できるカフェ
シルビウス ブラボー

■近辺のお楽しみ
ザ・ペニンシュラ東京(丸の内)
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます