ガーリックソースでいただくマグロの絶品尾身ステーキ!
お肉と間違うようなひと皿「三浦産マグロの尾身ステーキ」。 |
「BEACH-BUM」はリゾートホテルなので、レストランは通常、朝、昼、夜すべて機能しています。でも、一般利用できるのは、昼と夜のみ。朝食での利用は宿泊客のみです。
なので、この日も日帰りでランチに伺ったのですが、やはり頼みたいのは、ここのイチオシと言う、「三浦産マグロの尾身ステーキ」。これは、厚目にスライスした尾の肉を焼き上げ、 ガーリックソースとタルタルソースを添えたもの。真ん中のポチッとしたまるいくぼみは、少し固いマグロの背骨の断面です。
ボリュームは見ての通りですが、そのやわらかさは天下一品。なのに、口に入れると、軽い弾力を感じるのは、さすがマグロの尾ひれという感じ。マグロは泳ぎ続けないと窒息するため、一生休むことがない魚。そのために必要な尾は、やはり肉質もしっかりです。でも、淡白な味わいゆえ、そこで生きてくるのが、パンチの効いたガーリックソース。海を眺めるのは、この際、後回し。夢中で平らげたい美味しさです。
こちらはアラカルトでも、メニューアップされていますが(ライスかパン付きで1,380円)、ランチセットの方がお得。量も内容も同じな上、スープ、サラダ、ライスまたはパン、コーヒーまたは紅茶がついて1,500円です。
秘伝のルーが旨みと辛さをじっくり伝える名物カレー!
海風の中で食べる、名物カレーとビールの組み合わせは、まさにクセになりそうです。 |
もうひとつは、「ビーチバムカレー(1,260円)」。これは、名前にホテル名がついていることでも、名物であることは一目瞭然ですが、目の前に置かれると、香りの良さに鼻を近づけ、色の黒さに目を見張るひと品。
正体は、野菜や海の幸をじっくり煮込んだ秘伝のルー。辛さは、ひと口目はあまり感じなく、見た目よりマイルドですが、そのうちじわじわ喉に効いてきます。でも、軽く額に浮く汗は、この時期のテラス席なら、すぐさらり。晩秋の海風が、ビールの泡をはじくように、にじんだ汗もさらっていきます。
この他、アラカルトは「渡り蟹のポモドーロ(1,380円)」、「自家製パンチェッタのカルボナーラ(1,500円)」、「ハンバーグステーキ デミグラスソース(1,500円)」、「国産もち豚のソテー ガーリックソース(1,700円)」、「チキンカレー(1,200円)」、本日の地元三浦産の魚料理(時価)などがありました。
『無理な恋愛』の控え室になったダイニングでの裏話。
「BEACH-BUM」の店内ダイニング席。 |
店内は、白い椅子が印象的なダイニングと半円形のカウンター席。大きな窓からは、そのままテラス席へ出られ、小さな窓からは併設の青いプールが見えます。
このダイニングは、ドラマ撮影時は、よく控え室として利用され、出演者やスタッフの方々が食事をされるそう。そんな時、急にすごい大声で言い合う声が聞こえ、何事かと驚いたお店の女性が、現場をのぞいてみたところ、それは『無理な恋愛』の堺正章さんと坂口憲二さんが台本の読み合わせをする声だったそう。でも、そこにチュートリアルの徳井義実さんが加わると、すぐ談笑になったというから、なんだか“らしい”話ですよね。夏川結衣さんは、顔が小さくて、ものすごくきれいだったそうです。
撮影後、客室で熱いシャワーを浴びた織田裕二さん。
「BEACH-BUM」の店内カウンター席。 |
一方、『太陽と海の教室』では、このダイニングも、北乃きいさんの家として撮影。釘一本使わず、ここを撮影用の部屋に仕立て上げ、それを撮影後、あっという間に撤去するその早業は、お店の男性もビックリ! 本当に魔法のようだったと、その技術のすごさに驚いていました。
また、織田裕二さんがプールに飛び込むシーンでは、このダイニングはやはり控え室として使用。この時はまだ夜の気温が低い6~7月な上、夜中の2時という時間だったため、撮影も大変だったよう。大役を果たした織田さんは、撮影後すぐに客室へ。熱いシャワーを浴びたそうです。
そんな織田さんは、すごく陽に焼けていて真っ黒。とても精悍だったそう。ひとつのシーンを撮るのにも、10回くらいテストを行うその真剣なまなざしは、お店の方の目にも熱意がよく伝わってきたそう。でも、握手を求めると、快く笑顔で応じて下さり、印象はとても良かったそうです。
「BEACH-BUM」のテラス席。バーベキューができる席もあります! |
そういえば、「ドラマで使われたレストラン永久保存版4!」で、「東京ドームホテル」の広報の方にインタビューさせていただいた際も、やはり織田裕二さんの印象がとても良かったと話していた記憶が。これは、『冗談じゃない!』で大竹しのぶさんと共演した時のものなので、興味のある方は、下記を振り返ってみて下さいね!
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お送りします!