新ブランドは「グリージョ・ラ・ターヴォラ」&「b&r」!
左がカジュアルイタリアン「グリージョ・ラ・ターヴォラ」。右がシガー&ワインバー「b&r」。 |
「店づくりは街づくり」という基本理念のもと、飲食を通しての街の活性化に貢献する、「株式会社 ゼットン」。設立以来の、一つとして同じ店を作らないという方針を貫き、新しい店舗ブランドを次々と世に送り出しています。
この「ゼットン」が、今回「赤坂サカス」に出店したのが、カジュアルイタリアンの「グリージョ・ラ・ターヴォラ」と、シガー&ワインバー「b&r」。この2店は隣り合わせでゲストを迎えます。
グレーのテーブルと真っ白、真っ赤なお皿のコントラスト。
普通なら白いクロスをかけてしまいそうなところ、あえてそれをせず、真っ白なお皿や真っ赤なお皿との調和を楽しんでもらうのが、ねらいだそう。真っ赤なお皿には緑の野菜がのり、二重、三重のコントラストが印象的です。
お料理のベースはシンプルで美味しいイタリア郷土料理。
イタリアの田舎のマンマの味に魅了されたという佐山保幸シェフ。 |
「グリージョ・ラ・ターヴォラ」のシェフは、「プリミ・バチ」での修行後、イタリアへ渡り、「リストランテ・リーギ」や「ラ・カベヤ」「リストランテ・アンドレイナ」など各地のレストランで修行された、佐山保幸さん。帰国後は、「デカンターレ」料理長、「トラットリア・ブリッコラ」料理長として、腕を振るっていました。
カメラを向けるとよくわかるのですが、とても彫りの深い顔立ち。シェフいわく「イタリア人に間違えられることがあります」とのこと。
お料理のベースとなるのは、イタリア在住中に魅了された、シンプルで美味しいイタリアの郷土料理および家庭料理。「高級で美味しい一皿より、「おいしかったね」「楽しかったね」と気軽に言ってもらえる、気取らないお料理を目指しています」とのこと。
お奨めは、「プーリア産 空豆の温かいピューレと産直野菜(880円)」。これは、白いクリーム状にした空豆で菜の花を和えたもの。イタリア・プーリア州のマンマの味で、トラットリアにはとてもよく似合うメニュー。
その他、いわしの歯応えをシンプルに感じられる「背黒いわしのマリネ 赤玉葱のサラダ添え(1,050円)」や、シェフがスポレートの街で出会い感動したという「ペコリーノチーズと黒コショウ 自然卵を使った自家製トンナレッリ(980円)」、辛味だけじゃなく甘みもあるカラブリア産の唐辛子を使った「地豚バラ肉の炭火焼きカラブリア風 白いんげん豆のトマト煮添え(1,370円)」など、選びきれないほどのアラカルトが用意されています。
また、デザートのお奨めは、「ライム風味のクレーマコッタ 森のフルーツを飾って(740円)」。これは、シェフが渡伊して一番最初に現地のシェフに教わった思い出深いひと品。パンナコッタのようでもあり、プリンのようでもある、さっぱりとした酸味が特徴です。また、アイスケーキにローズマリーで香りづけした生クリームをかけた「苺のセミフレッド ローズマリーの香り(680円)」もはずせないところ。
オープンから1年間だけ、こちらも含めた系列の店舗で出すという、フルーティーなカリフォルニアワイン「ヘイ・マンボ・サルトリー・レッド(グラス950円)」も、「ぜひ味わいに来て下さい」とのことでした。
シガーとお酒のマリアージュを愉しむ官能的な「b&r」の店内。 |
【店舗情報】
■グリージョ・ラ・ターヴォラ
電話:03-5545-6885
営業時間
月~土
フード:11:00~23:00(L.O)
飲み物:11:00~23:30(L.O)
日・祝
フード:11:00~21:30(L.O)
飲み物:11:00~22:00(L.O)
定休日:無休
総席数 46席
分煙
■b&r
電話:03-5545-6887
営業時間
月~土
フード:11:00~26:00(L.O)
飲み物:11:00~26:30(L.O)
日・祝
フード:11:00~23:00(L.O)
飲み物:11:00~23:30(L.O)
定休日:無休
総席数 23席
喫煙可
次ページでは、ポルトガル・ベイラス料理店「カステロ ブランコ」【2009年9月1日より「ヴィラモウラ 赤坂サカス店」としてOPEN!】をご紹介します!