NYのジャズバーを思わせる自然派グリルダイニング。
ジャズバーのようにグランドピアノが置かれたダイニング。 |
水辺の小道へとキャンドルがいざなう階段を降りると、その先に突如出現するグランドピアノが置かれたダイニング。
水辺の小道のブルーが揺らめく4人席。 | 3段形式のカップルシート。 |
水辺の小道へキャンドルがいざなう階段。 |
窓の向こうを青い水で囲まれているせいか、地下にありがちな閉鎖的な印象は皆無。それどころか、清々しい空気さえ感じます。
そう、ここがどこよりも小粋に東京の空間美を堪能させる自然派グリルダイニング。その名も、「グリリア・ウエタケ」。
グランシェフは代官山「カノビアーノ」の植竹シェフ。
グランシェフを務めるのは、代官山「CANOVIANO(カノビアーノ)」のオーナーシェフ・植竹隆政さん。バターや生クリームなど動物性脂肪に始まり、ニンニク、唐辛子も使用しないシンプル調理が人気です。そのため、素材を最大限に引き出したナチュラルな味わいが魅力。
オリーブオイルの向こうで揺らめくグリルの炎。 |
なので、ボリュームを楽しむというよりは、本当にいい素材を一番美味しい状態で適量だけ楽しむ感じ。そのため、オーダーはグラム指定できるスタイル。お肉の種類にもよりますが、100グラムが4,500円くらいからなので、お値段から考えると男性はちょっと物足りないかもしれませんが、そのあたりは1,000円前後のサイドディッシュや2,000円前後のアンティパスタやパスタ&リゾット、2,000台からある魚介類の炭火焼きなどを組み合わせて、自分のお腹にピッタリのコースにしてゆくのがベストかなと思います。
お肉と野菜を楽しむ3種類のソース。 |
ソースは、五島灘の塩、ルッコラのペーストなど3種が添えられた中、上品な甘さを醸し出す貴腐ワインから作られたビンサントが特に気に入りました。
メインよりもふんだんに添えられる付け合わせの炭焼き野菜。
そして、驚きは付け合せ。炭焼きにした野菜がたっぷり銅の鍋に入れられ、サーブされます。この日は、加賀レンコン、黄カブ、ハツカダイコン、黒ダイコン、メキャベツ、京クワイ、タケノコ、クキブロッコリ、アスパラ、赤軸ホウレンソウ、伏見とうがらし。
この中のナスに見える黒ダイコンは、皮付きなのに意表をつくやわらかさ。また、タケノコもトウモロコシのように甘くフレッシュ。この野菜焼きは、他のメインでも1,200円で別オーダー可能です。
次ページでは、タラバガニが贅沢に盛られた菜の花のパスタとさっぱりスイートなデザート3皿をご紹介します!