低年齢化の現状はどうなっている?
・親の目のとどかないところで…
意外にも親がネットゲームに無関心であるケース。ネットを利用しているのはホームページを見ているだけと安心していた。画面にホームページとは違うゲームのような画面が写っていてもネット上のコンテンツの一部としか認識していなかった。
・ネットゲーム自体を親が理解していなかった
最近の流行なのか?子供が遊んでいるネットゲーム。TVゲームと同じものだと軽く見ていた。実はネットの向こう側には自分の子供と同じように人間の存在があった。知らず知らずのうちに、子供が違う世界を体験していく。ゲーム内での出会いが思春期の子供に影響を与える面もあります。
・低年齢にはまだ早い?
例えば中学生から小学生のような低年齢から始めるケース。学校と塾と自宅の行動範囲。とても狭い範囲で生活が成り立っています。彼らにとって成長していく過程では十分すぎるほど許容範囲なんですが、そこにネットゲームという未知なる世界が開ける。現実の社会を知らないのにネットゲームの中で架空のルールを間違って憶えてしまうこともあります。
認知されていない領域にもルールを!
こうした背景から社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)から「ご存じですか、オンラインゲームのルールとマナー」という小冊子タイプのガイドブックが発表されました。ネット上からも無料でダウンロードできますので家族の方にネットゲームに興味があるお子さんや、これからのネットにおける必要知識として学生さんがいるご家庭で読んで頂きたいです。
この小冊子ですがイラストからも社会人ユーザーよりは、まだ勉学の道を歩んでいる学生さん向きの内容になっています。そのため子供さんにも読みやすくなっています。
ネットでホームページなどを閲覧するだけで、まだネットゲームに興じることはない…しかし将来的な予備軍として心配される子供さんには非常に効果がありそうです。