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ネットゲームの世界でも魔女狩りか? 個人の登録情報の確認を!(2ページ目)

あるネットゲームでアカウント所持者の個人情報が調査された。正確な住所でないとゲームにログインできないアカウント停止処分になるのだ。

執筆者:宇川 伊知郎

アカウントを永久停止にされた


●Aさんの場合
日本でも人気のネットゲームを約2年間プレイしてきたAさんは突然の永久アカウント停止を受けました。今まで2年間の蓄積されたゲームのデータは戻ってこない。ネットゲーム経験ない人からは新規にアカウントを取得して一からスタートすれば?と思うかもしれないが約2年のプレイしてきた時間と労力は、よほどでないと取り戻せない状態。新たなゲームをスタートするには心のリセットもしなければならない。

Aさんのアカウント停止の理由は『登録情報不備または詐称』。運営側の公式サイトではアカウント所持者における登録情報の確認をするように告知をしていた。数週間後に登録情報の調査を行うためだ。ユーザーの中にはプレイに夢中になり公式サイトを見ない人もいる。Aさんの耳には個人情報の確認要請についての告知は入っていた。しかし確認をしなかった。告知で予定されていた調査が行われAさんはアカウント停止になった。平凡なユーザーであったAさんは、まさか自分の個人情報が運営側の調査時に不備と決定されアカウント停止に至るような結果になるとは思ってもみなかった。

登録情報不備に該当したのは住所の群名と番地が未記入の点でした。どの時点で群名と番地が記入漏れになったのかは今でも不明である。Aさんが一番最初のアカウント申請時に未記入になったのか、それともシステム上で何らかのトラブルによりデータが損失したのか?一般な真面目なユーザーであれば登録情報を詐称して申請することもない。たまたまAさんに限って情報の記入漏れが起きてしまったのか?立場を変えれば私もたぶん自分で入力した情報に自信を持ちアカウントで申請してある情報を確認しないかもしれない。

今までプレイできたが・・・

運営側の公式サイトには個人情報について不備やら詐称があった場合に規約に反する行為として判断しアカウントを停止する処置もある・・・と明記されている。Aさんがアカウント申請時に記入漏れがあったとすれば正式サービスがスタートしてから2年間も登録情報について調査が行われなかったことになる。

個人情報が例え不備があっても2年もの間正常にプレイできていたのなら誰が情報の不備について疑うことがあるだろうか?運営側の告知では不正行為における対策の一環として登録情報の確認調査を行う・・・とあった。もしかすると不正行為における深刻な問題を抱え、このような対策を急遽とったのであろうか?
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