ネットゲーム主流はMMORPG
現在のネットゲームはMMORPG(Massively Multiplayer Online Role Playing Game)と呼ばれる多人数参加型の方式が大半を占めている。その名前からも推測ができるように一つの仮想世界として準備されたネットゲームの世界に数百から数千人規模のプレイヤーがログインしている。この膨大なプレイヤーがログインする仮想世界をゲームの中では独自の名前を決めているがシステム的に言うとサーバーと呼ばれる運営側のコンピュータがゲームの管理をしている。プレイヤーの間では『どこのサーバーで遊んでる?』みたいにネットゲームの会話の中で用いられる。人気ネットゲームになると会員数も膨大になる。サーバーが10個あるとすれば10個の冒険世界があるわけです。プレイヤーはその中から1個を選び、そこでキャラクターを育成していくことになる。一度決めてしまえば自分のキャラクターを消さない限り同じサーバーで冒険を続けることになります。最近ではサーバー数も数十個で運営されているタイトルもあります。
公式サイトでサーバー別のプレイヤー数を公表しているタイトルもある。またファンサイトなどの情報でサーバーの混み具合が情報として伝わってくる場合もあります。実はこの1個のサーバーに対するプレイヤー数がゲームの快適さに大きな影響を与えている。前もって自分がゲームをスタートする時点で情報がわかっていればサーバー選びも吟味できるもの。だけど友達に誘われる時もあるし、ほんとうのところサーバーに入ってみないと快適さがわからないことが多いのは事実。
1個のサーバーで活動するプレイヤー数が少ないほど操作も軽い。特に冒険の拠点となる町など自然に人が集中する場所は重くなりやすい。普通に町の中でも活動するのはいいがキャラクターを操作せず、そのまま放置してアイテムなどの売買する寝バザーと呼ばれる行為もゲームを重くする原因にもなる。良心あるプレイヤーは自分がログアウトする時にはキャラクターもゲーム上からはログアウトさせたい。競売のシステムや売買のシステムを向上させることも大事ですが。