さまよう亡霊の正体は?
冒頭のバーチャルな世界を彷徨う亡霊とはゲームプレイヤーの中でBOTと呼ばれている存在だ。BOTの起源はロボットのスペル 『ROBOT』から。ロボットといえば人間の意思に関係なく機械じみた自動の動きをする産物としての印象がある。
どの世界やドラマでも、ロボットを限りなく人間に近い行動をさせようと研究されている。ゲームの分野ではシューティングなどのアクションタイプのソロプレイ練習用として、このBOTが使われるゲームもある。
多人数参加型のゲームで使われるBOTは改造ツールでキャラクターが自動制御された状態を指している。あからさまに私はBOTでーす・・・と告知はしていないが見る人が見れば、その行動パターンでほぼ特定できるそうです。簡単にBOTを説明すると入手した改造ツールでゲームのキャラクターを選択し後は、そのキャラクターは勝手に行動してくれる。まさに自分のキャラクターがロボットのようにプレイヤーが操作しなくても動いてくれるのだ。
多人数参加型のオンラインゲームは『Massively Multiplayer Online Role Playing Game』略してMMORPGと言います。今では改造ツールが人間に代わり、その役を演じる=RPGしている状況になっている。
BOT?
BOTのシステムは限りなくプレイヤーが操作しているキャラクターに似せようとしている。移動経路の探索から安全なルートの選択。アイテム所得における管理。他のプレイヤーからの介入からGM(ゲームマスター)に対する防御行動など。ゲーム内で作成できるマクロ登録よりも、さらに高度な操作が管理できる。設定が完了すれば後はBOTに任せておけばプレイヤーが見ていなくてもゲーム内で自由に行動してくれることになる。
ゲームのためにパソコンにかじりつかなくても自由に余暇を過ごせるわけです。自宅にいるならTVやレンタルビデオを見るのも自由。入浴する時間すらも気にしなくていい。もしネット回線やら電気代を自由に確保できる環境ならパソコンそのままにして外出もできる。仕事やら学校に出掛けているだけでBOTが経験値・資金稼ぎをする。