パスパルトゥーがゲームの出来栄えに面食らうこと
舞台は1900年代の地球。古き良き時代を感じさせる世界地図風のボードは旅情感たっぷりでゲームを盛り上げる。 |
フ氏「騒がしいぞパスパルトゥー、髭剃りの時間まで30秒早いも早い、これが続くようならクビ・・・」
パス「それは重々承知しておりますが、こ、これを見てくだせい、私らの冒険がボードゲームになっているんですよ!」
フ氏「なぜそれを早く言わない。すぐさま箱をあけ、ゲームの準備をせよ」
パス「ちょっと待ってくださいよご主人さま。普段は折り目正しいのに。世界一周と聞くとコロッと人が変わっちまうんだから、ぶつぶつ…」
フ氏「なにかいったか?」
パス「いえ、何も! どれどれ、イギリスからスタートか。世界中の都市を周って再びイギリスに帰ってくると。ふむふむ、都市間の移動には、そのルートで必要とされる、鉄道カードか気船カードを使用して進んで行くようですね」
プレイヤーが移動で使う機関車や汽船カード。この効率的な運用が冒険を成功させる鍵! |
パス「アレ? ボードの都市名を見てみると、パリにブリンディジ、スエズ、、次ぎがボンベイ、… って、ご主人さま、なんと懐かしい響き! これは私ら巡った都市をそっくりなぞっていますぜ」
フォッグ氏とパスパルトゥーはさらにあの人物の登場に驚く→