世界を今なお魅了してやまない古典的傑作
双六屋にとって小説のたのしさを教えてくれたのはこの傑作。あの目も眩むような冒険を追体験する方法があった! |
が、ヴェルヌ作品の中でも双六屋にとってダントツなのが小学生の時に読んだ『八十日間世界一周』です。
大蒸気時代が到来したイギリス。仲間とのほんの言い争いから、当時では不可能ともいえる八十日間以内での世界一周するという無謀な挑戦を受け、主人公のフォッグ氏とその従者パスパルトゥーは冒険の旅に飛び出します。
息つく間もない危機また危機の連続は、あまりのおもしろさに「ページをめくる手が止められなくなる」という経験を実地にさせてもらいました。
傑作・八十日間世界一周がボードゲームになっていた!
ゲームのタイトルは小説と同じく『八十日間世界一周』 あなたをあの冒険の旅に誘います。 |
で、実際に遊んでみると、これがファンのツボを抑えた心憎いばかりの仕掛けの数々。
今回は、普段と趣向を変え、パスティーシュということで、物語の登場人物であるフォッグ氏(以下フ氏)とパスパルトゥー(以下パス)にこのボードゲームを検証してもらうことにしました。
フォッグ氏とパスパルトゥーが架空対談でよみがえる→