ボードゲームを忠実に再現している映画
さて、いよいよ映画の方をご紹介しましょう。実はボードゲーム版に負けないくらい、凝ったな仕掛けが随所に施されています。この映画にはびっくりする企みが隠されている |
またゲームにある秘密の通路まで再現している念の入れよう。館の床はタイル張りになっているのですが、ガイドはプレイヤー駒を移動させるためのマス目に見えて仕方ありません。
内容的には、後ろ暗い秘密をもつ人々が館に招集されそこで連続殺人が起こります。さらに驚くべきは・・・
ゲーム版が何度も遊べることに対抗したのでしょうか、なんと3つの異なるエンディングが用意されているのです! 途中まで同じ筋書きを、それぞれ別のラストにまとめている手腕は見事というより他ありません(しかもどの筋書きもトリッキィ) 現在はDVD化されているので、ユーザーは気軽にどのエンディングも楽しめますが、映画の公開当時は、映画館ごとに違うエンディングされていました。
とにかく遊び心がふんだんに盛り込まれ、サービス精神に溢れたエンターテイメント作品に仕上がっています。ゲーム未体験者も楽しめる作りになっていますが、やはりガイドとしては、まずはゲームを一度でもよいからプレイしていただき、そのあとゆっくり映画版を楽しんでいただくことを大推薦します。
本日の参考・関連サイト
・『殺人ゲームへの招待』(ガイドおすすめDVD)・名探偵ホームズとの推理合戦(ガイド記事)
・名探偵礼讃「Cluedo-Clue-クルー」(研究サイト)
・Cluedofan.com (海外の研究サイト・英語)