「雑誌」と「インターネット」それぞれの特徴を、
サオヘン編集長との対談ページでは載せきれなかった点も含めて項目別に列挙してみました。
両者のメリットを効率的に享受して、ますます発展するこれからの情報化時代を楽しみましょう!
| インターネット | 雑誌(紙媒体) | 読者数 | ◆インターネット利用者数は、対前年比788万人増の7730万人(※1)。 →人口普及率は60%を突破。
| ◆1ヵ月の間に本を「全く読まない」と答えた人は37.6%、また6割以上の人が「読書する人の数は減っている」と認識(※2)。 →いわゆる「活字ばなれ」の傾向。 | 情報性 | ◆速報性に優れており、情報をリアルタイムに掲載・更新可能。 ◆検索機能が充実しており、欲しい情報までピンポイントで到達できる。 | ◆一覧性に優れており、ページをパラパラめくっているうちに自分の興味の無かったページも見て新たな出会いが生まれるチャンスも。 | 蓄積性 | ◆普段読んでいなくても過去の情報を参照できる。 →ただし、公開後に記事が削除される恐れもある。 | ◆普段買っていないと過去の情報を参照しづらい。また、買い続けていると物理的にも「蓄積」されて部屋が狭くなる。 →ただし、発行物はこの世にずっと残る。また、図書館のようなシステムはインターネット上には存在していない。 | 信頼性 | ◆速報性を追及するあまり、誤報などが増える恐れもある。 →公開後に改変・削除が可能であるとはいえ、情報発信には責任を持つべき。 ◆個人情報などのプライバシー保護が問題となっている。 →インターネットを利用しない理由で一番多いのは「プライバシーの保護」(55.4%)で、次いで「ウイルス感染」(43.1%)、「電子的決済の信頼性」(28.4%)となっている。(※3) | ◆インターネットよりも紙媒体の情報に安心感を感じる読者は少なくない。 →発行物がずっと残り、また発行者(責任者)が常に明示されているから? | スキル | ◆欲しい情報を適切な形で取得するには、一定のスキルやノウハウが必要。 →検索機能を使いこなせるか、情報の真偽を判断できるか、etc... | ◆普段から雑誌が身近にあれば、特別なスキルも必要なく欲しい情報を取得できる。 ◆購入しなければ中身を閲覧することができない場合、自分が欲しい情報が載っているかどうかを購入前に判断することが必要。 | 文章量 | ◆長い文章を読んでもらうにはあまり適さない。 →モニタを見ながら読まなければならないため。 | ◆長文を落ち着いて読むには最適。 →寝ながらでも電車の中でも、いつでもどこでも読めるため。 | コスト | ◆プロバイダに接続料金さえ支払えば、読者はほぼ全てのサイトを無料で利用できる。 | ◆当然、読者は本を買うごとに代金を支払うことになる。 | 付録 | ◆動画やミニゲーム、体験版などの配信が比較的容易に出来る。 | ◆DVDビデオ、カード、文房具などの付録をつけることが出来る。 |
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