「アムロ、行きます!」とは言わないが
今回は『フレキシブルマウント オクトパスWX-22』というものを使ってみた。安価な割りにしっくり来る。 |
880円で購入しなければならないのがやや残念ではあるが、これを試さない手はない。
シャアで人気の池田秀一さん、峰不二子役の増山江威子さん(なんと71歳だそうです)、緑川光さんなどなど。
また落合祐里香さんという若い声優も居た。キュートな声でナビというのに引かれたが家内の冷たい視線を浴びそうで断念。
今回はアムロ・レイでおなじみ、最近CDを出した古谷徹さんの音声データをダウンロードした。
ダウンロードには会員登録、そしてメモリースティック内の『MAPLUS2』セーブデータが必要になる。ダウンロード時にあたふたしないよう、あらかじめメモリースティックを用意しておくといいだろう。
そしてナビを開始すると…。
画像では伝わらないと思うが、もう100mごとくらいに喋る。しかもパターンが豊富で、無駄な労力を惜しまない姿勢は評価したい。 |
「トップシークレットを教えよう!700mを右だ!」など、もう、やかましいくらいに喋ってくれる。そのパターンもかなり豊富に用意されていて飽きない。ちなみに設定によってさらにやかましくも出来るし、大人しくさせることも可能。この辺の設定の細やかさは非常に嬉しい配慮だ。
流石に「アムロ、行きます!」とは言わないものの、なんと「行きまーす」という台詞は存在するらしい。レアな状況で再生されるとのことなので、是非探してみて欲しい。
運転しながら「ププ」とか思うほど気分が変わる音声切り替え。
「この為だけに購入できる」というほどの魅力ではないかもしれないが、他のカーナビでは味わえないPSPならではの要素であることは間違いない。
トータルすると、投資金額に見合う機能は満たしていると言えるだろう。
PSPを持っていて、少ない投資で活用できるポータブルナビを探しているなら検討する価値は大いにある。VICSによる渋滞情報も絶対のものではないわけで、不必要と感じる人もいるだろう。
しかし、もし「本格的カーナビと同等の機能が欲しい」と思っているなら再考の余地がある。使用用途も価格帯もまったく違う。
『MAPLUS2』PSPとGPSユニット、ソフト本体をあわせても市販のポータブルナビより安価に導入できる点が最大の売りだ。また、気軽に車外に持ち出して徒歩ナビとしても使える。
加えて縦画面表示、声優の音声などと言ったアソビ心もある。
もしバージョンアップ版が発売されるなら、是非こういった遊び要素もバージョンアップして欲しい。
MAPLUSポータブルナビ2 オフィシャルサイト