一人で遊べる「ゲームモード」
発音ゲームの難易度は高め。ですが基本的な会話が学べる点は非常にありがたいですね。 |
ネイティブの発音が聞けて、実際に発音してA~Dの評価を受けることができるという「発音ゲーム」と、言葉の意味を選んで答える「聞き取りゲーム」があります。
「ゲームモード」を選ぶと、マックスは「今から僕のことはマックス先生と呼びたまえ!」と言い出します。偉そうです。
「発音ゲーム」では選んだ言語の文章が表示され、マックスが実際に発声してくれます。その発声をよく聞き取り、マイクに向かって同じ言葉を話しかけます。
簡単な問題ならばたやすくAの評価をもらえますが、発音が難しい言葉や長い文章などはそう簡単にはいきません。実際に「どこが悪いんだろう」ということで詰まってしまうこともしばしば。「きっとマイクが悪いんだ!」と思いたくなることも。
発音のチェックはネイティブ発音の差異から割り出されているそうですが、「自分の発音のどこが間違っていたのか」が不明瞭な点は残念。結果的に同じ言葉を何度も何度も繰り返して発声することもかなりありました。とりあえずは「音を真似る」と言うことが言語習得の入り口という考え方ですね。
中国語で苦労した言葉がありました。「もう一度言ってください」という言葉なので、マックスの発音では「チンツァイショイィピェ」と聞こえるのですが、何度発音してもいい評価がもらえない。
業を煮やした僕は大きな声で「ちっさい○ょんべん!」と言ってみたらマックスは「素晴らしい発音だ!恐れ入ったなぁ!」と、A評価をくれました。
…。
自信を持って発音することが大事なようです(本当に)。
これって「What time is it now?」→「掘った芋いじるな」的なイメージですよね。なんだか妙に感心してしまいました。
聞き取りゲームは非常に遊びやすい作りになっています。しかしながら難易度の高いものを繰り返し聞いているだけでも充分学習できそうです。 |
どちらもマックスの反応が非常に面白いので、多人数で遊んでも盛り上がりそうです。
これは新しいタイプのコミュニケーションツールだ!
『TALKMAN EURO』は5月25日発売。欧州の旅行には重宝しそうです! |
しかし触っていくうちにその印象はまったく違うものになりました。
このソフトは外国の人と、マックスを交えてコミュニケーションを取るためのエンターテインメントツールだと言えそうです。特に、自分で選んだ文章に返答を貰うときなど、自分の知らない言葉でマックスが話してると「余計なことを話してやいないか」とドキドキするかも知れません。
マックスを間に交えてのコミュニケーション。
だからこそ、初対面の言葉の通じない外国人とも、気軽にコミュニケーションをとることができると言うことでしょう。
また5月25日には待望のユーロ版が発売されます。
こちらは英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語が収録されたヨーロッパ仕様。今発売されている『TALKMAN』も国によってマックスがさまざまな衣装に着替えますが、今度はその辺にも期待したいですね。
TALKMA EURO
さて、今回は基本的な機能をざっと見てみました。
次回は中国語ガイド望月女史と実際にコミュニケーションを図ってみたいと思います!
望月女史の『TALKMAN』レビューは近日公開!
[中国語]All About
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©2005 Sony Computer Entertainment Inc.
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それでは一つだけ、次のページで裏技を。