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次世代RPGの新基準登場!(2ページ目)

体感読み込み時間のないシームレスな展開、アクションゲームさながらの戦闘、豊富なやりこみ要素…『ドラクエVIII』開発のレベルファイブ新作は次世代RPGの新基準となるのか!

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

マップが広い!

 
世界は常に等身大。ショップやダンジョンにいたるまで、全てのシーンがローグたちと同じスケールで広がっています。
このゲーム、移動シーンがやたら広い! そこを読み込みなしで移動できるのも驚きですが、広大なダンジョンを攻略していくという、ゲームとしてかなり根本的な楽しみが内在しています。

この点がこのタイトルの評価をわける重要なポイントで、「攻略しがいがある」と思えるか「面倒」と思うかで印象が大きく変わるのではないでしょうか。僕の場合は前者で、後述する戦闘の楽しさとあいまって、ダンジョン移動は苦になりませんでした。

このタイトルの楽しみ方としては、「膨大な要素を楽しみつつ、じっくりとダンジョンを攻略してストーリーを楽しむ」といったものになると思います。なのでストーリー重視でサクサク進むRPGをお望みの人には合わないかもしれません。
比較的敵とのエンカウントも多めですが、何せ読み込みがない。戦闘自体もアクションなので、コントローラーから手を離して待つという時間があまりないのが新鮮です。

戦闘シーンは意外なほどアクション!

 
ほとんどアクションRPGじゃないかというレベルのアクション要素です。
実はわたくし、以前からSFを舞台にしたRPGという存在に若干の疑問がありまして、「艦隊のレーザービームがびゅんびゅん飛び交ってるのに剣で戦うのかよ!」などと細々としたツッコミを入れながら遊んでおりました。
しかし、武器に銃が出てきたりミサイルが出てきたりと、かなりバリエーションに富んだ攻撃が可能で世界観の広がりが感じられる作品も多く、最近ではあまり気にならなくなっていました。

『ローグギャラクシー』ではキャラクターごとにメインウェポン、サブウェポンと二通りの攻撃があり、その使い分けも楽しみの一つになっています。
このタイトルの最大の特徴はリアルタイムで進むアクション性の高い戦闘シーンだと思うのですが、キャラクターにより性質がかなり異なるのが楽しみの一つです。

メインウェポンとサブウェポンを使い分け、自由に移動しながら攻撃できますし、敵の攻撃を防御したりジャンプして攻撃したりも可能。敵の中には「頭を踏みつけてからじゃないと攻撃が効かない」といったものもいて、非常にバリエーション豊かな戦闘が楽しめます。

現在操作しているキャラクター以外はAIで自動的に戦闘に参加しているため、画面は非常に派手でアクティブな感じ。しかも他のキャラクターは戦闘中に「こうしたらいいのではないか」という行動をサジェスト(提案)してくるのです。プレイヤーはそれを自分の意思で採用・不採用できるため、例えば必殺技や回復アイテムなどを自分でメニューを呼び出して使用しなくても、仲間のサジェストに従って採用するだけで戦闘を有利に展開することが可能です。

実はこのサジェスト、明らかに不必要な行動やあまり使わない必殺技もバシバシ提案してくることがありますが、キャラクターごとにサジェストを禁止したりできるので便利。
何より仲間と戦闘しているという雰囲気が味わえるのが秀逸です。欲を言えばもう少し賢くサジェストしてくれれば、とは思いますが…。例えば明らかにもう一撃で戦闘が終了するというタイミングで攻撃力アップのサジェストをしてきたりするのが、まぁ不満といえば不満です。
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