PSPを持っていれば、32,800円の『ロケーションフリーベースステーション LF-PK1(以下LF-PK1)』を設置することによって「どこでもテレビ、どこでもDVD」が実現してしまうのです!
ロケフリテレビって一体なにもの?
本当に小さいので、場所もとりません。家の中で使う限りはLANケーブルも必要なし!PSPのためにあるような製品です! |
DVDレコーダーに繋げば、HDDに録り溜めた番組を家庭内ネットワークのほかのパソコンで視聴できるわけです。
確かに画期的ではありますが、使用パターンがちょっと想定しにくい気もしますね。今時のパソコンにはチューナーが当然のように付いていますし、リビングで観られる映像をどうしてもパソコンで観ないといけないというケースがそれほど多いかは少々疑問でもあります。
ところが、リビングの映像をPSPで、しかも無線LANによってワイアレスで視聴できるとしたら? その使用方法は無限に広がります。トイレのお供にしてもいいですし、寝室で寝る前に少しだけ音楽番組を流すのもいいでしょう。
そう。今回の『LF-PK1』の大ヒットは、PSPへの対応という大きな鍵があるのです。
ロケーションフリーベースステーション LF-PK1
まず始めに、何が出来るのかからお伝えしましょう
PSPの大きな液晶いっぱいにDVDソフトを表示させることだって簡単! |
なのでまずは、この『LF-PK1』で何が出来るかを見てみることにしましょう。
PSPのメニューから『ロケーションフリーベースプレイヤー』を選択し、アクセスポイントの『LocationFree AP』を押すと、それだけで接続できてしまいます。
『LF-PK1』にテレビの同軸ケーブルが接続されていると、まずはそれだけでテレビを視聴することが可能です。『LF-PK1』は無線LANのアクセスポイントにもなるので、無線LANの有効距離内であればどこでもテレビが観れてしまいます。3LDKの我が家では、とりあえずすべての部屋において最高画質の視聴ができました。
さらに、外部機器としてDVDプレイヤー、DVDレコーダーなどを接続することによってそれらの映像も観れます。後述する方法でAVマウスを接続すれば、遠隔操作だって可能です。
なので、UMDソフトなどがなくてもDVDが再生できてしまうんです!
PSPといえば快適バスタイムのお供でしょう!
毎度、お風呂場でのPSP。我が家では入浴剤を入れたお風呂にゆったり浸かって映画や番組を観るというスタイルがすっかり日常になりました。 |
今まではMP3再生機能にしろ、動画再生機能にしろ、あらかじめ自分で再生するものを用意する必要がありました。
■関連ガイド記事:今だからできるPSPレビュー前編 PSPの使用感、ゲームの出来は?
■関連ガイド記事:今だからできるPSPレビュー後編 AV機能、周辺機器はどうだ!
しかし『ロケーションフリーベース』の場合、この「あらかじめ用意する」という手間が必要ない点が非常に大きいように思います。
「何かいい番組あったかな」という時にサッと取り出して、サッと視聴できるという手軽さこそがPSPにピッタリなのではないでしょうか。
では次ページにて実際の接続、使い方などもう少し詳しい内容を説明しましょう。