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東京ゲームショウ2004特集PS版 GENJI

ネオジャパニーズファンタジアという新境地。元カプコンの岡本氏がソニー・コンピュータエンタテインメントと組んで世に送る話題作『GENJI』を遊んでみました。

山道 健介

執筆者:山道 健介

プレイステーションガイド

片瀬江ノ島駅は熱かった

片瀬江ノ島駅
ゲームマン氏をして片瀬江ノ島駅みたいと言わせしめた『GENJI』ブース。
元カプコンの岡村氏率いるゲームリパブリックがソニー・コンピュータエンタテインメントと組んで開発するゲーム、それがこの『GENJI』です。

源頼朝と弁慶を操作するアクションゲーム、といえば説明は早いのですがそのグラフィックの綺麗さは格別! 日本の四季を表現した背景はため息が出る美しさです。

また、活劇的なアクションはそれ自体が映画のワンシーンのようでした。

敵を一人切り倒している間に他の敵が背後に回りこんできたり、爽快なアクションの中にも敵の思考が感じ取れる絶妙な難易度。

時代劇の大立ち回りのような臨場感!

実際に試遊してみて気が付いたんですが、敵キャラクターを一通り倒した後に特定の動作(剣に付いた血を振り払う仕草)をするところに感心しました。

他に敵がいないか無駄に探し回ることもないですし、敵に止めを刺したかどうかが自然にわかって便利。逆に血を振り払う動作をしない限りどこかに敵が潜んでいるとも言えるので緊張感の緩急が付くという点でも評価できます。

試遊台
注目度も高く大盛況!
また、試遊したバージョンでは驚くほどロード時間が短かったのも好印象! 最近の大作にありがちな、場面場面で長いロードを待たなくてはいけないというジレンマも無く、かなり快適に遊べました。

ちなみに2005年1月には、フロム・ソフトウェアから同じ義経を題材としたゲーム『義経英雄伝』が発売されます。両方を遊び比べてみるのも楽しそう。

『義経英雄伝』が史実に沿った内容なのに対し、『GENJI』は“ネオジャパニーズファンタジア”と題して新しい神秘的な世界観を構築しているのが特徴的。

『GENJI』 ソニー・コンピュータエンタテインメント アクション・アドベンチャー 2005年発売予定 価格未定

『義経英雄伝』 フロム・ソフトウェア 合戦アクション 2005年1月発売予定 価格未定
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