どちらも子供でも遊べる簡単操作がウリ。それではこの2作品を紹介してみましょう。
『SDガンダム Gジェネレーション SEED』
発売元:バンダイ
発売日:2003年2月19日
このタイトルは人気シミュレーションゲームシリーズの最新作。シミュレーションゲームと聞いて身構えてしまう人もいるかもしれません。実際デフォルメされたガンダムが登場するわりには本格的なシミュレーションゲームで、歴代のガンダムシリーズのキャラクターが総登場する、かなりマニアックな楽しみ方ができる硬派なシリーズです。
ですが、今回『SEED』の名前がついているとおり『機動戦士ガンダムSEED』が前面にフィーチャーされており、なんと従来のような硬派な楽しみ方ができる「ジェネレーションモード」と簡略化されたシステムで『機動戦士ガンダムSEED』のストーリーを楽しむことができる「SEEDモード」があります。
今回お勧めするのはこの「SEEDモード」。『Gジェネレーション』シリーズとしては異色のモードで、このゲームの特徴とも言える独自の兵器を開発する「開発」、軍を自分の好みのパイロット、スタッフで編成できる「編成」などが省かれています。
ゲーム上の難しい点を省き、ストーリーを楽しむことができるので、原作の名シーンを追体験できます。
「SEEDモード」でこのゲームに慣れたら、従来の『Gジェネレーション』に準じた「ジェネレーションモード」を楽しむのもいいでしょう。アムロ・レイ、シャア・アズナブルといったおなじみのキャラクターが活躍するオリジナルシナリオで、親子二代同時に遊ぶのもオススメです!
『機動戦士ガンダムSEED』
発売元:バンダイ
発売日:2003年7月31日
基本は横スクロールアクションゲーム。簡単操作で敵を倒せるのが魅力。ゲームは原作のストーリーを追う形で進み、原作での名シーンがたくさん再現されています。
面白いと思ったのは、2秒でやられる雑魚チックな敵キャラクターにもパイロットが設定されており、盛んに喋ったりする点。敵にもバックボーンがあるという点が戦いに臨場感をプラスしてくれます。
アクションゲームとしても『機動戦士ガンダムSEED』の雰囲気を上手に再現していてそれでいて手軽、というのが魅力。ゲーム初心者にもオススメできます。