『どろろ』という漫画をリアルタイムで読んだことのある人というとかなりの年配の人でしょう。何せ初出は昭和42年、少年サンデー誌にて連載されていた手塚治虫先生の作品なのです。当然僕も生まれる前。
この作品は漫画としては未完ながら、TVアニメにもなり手塚先生の代表作と呼んで差し支えない知名度を持っています。
セガは手塚先生のキャラクターに対する独占的ゲーム化権を獲得しており、会場では『鉄腕アトム』のゲーム化も発表されていました。
補足トリビア(?):実は1988年ごろにPC-8801というNEC製のパソコンにて『どろろ』がゲーム化されていたことも。
会場では『どろろ』の試遊台が数台用意されていたのですが、これがすごい人気! 残念ながら試遊することができませんでした。
遠巻きに動きをチェックすると、なんともいえないアクロバティックな動き! 主人公は少年のどろろ、そして妖怪に体の48部分を奪われながらも、作られた体で妖怪退治を続ける青年百鬼丸の二人。画面内では百鬼丸が所狭しと飛び回り、両腕に仕込まれた剣を振り回していました。
見ているだけでも爽快感が伝わってくるダイナミックな演出で、その迫力はかなりものもの! 原作自体が未完ということもあり、物語としても楽しみです。
驚いたのは人気具合です。正直それほど注目していなかったのですが、ユーザーの『どろろ』に対する期待感はかなりのものなのではないかと思いました。僕自身、来年の発売が待ち遠しい一作となりました。