■その辺はPSXに期待ってコトで |
まず最初に気になったのはレスポンスの悪さです。とてもじゃないが「サクサク操作できる」とは言えません! 僕はリモコンを操作しながら衛星中継かと思ってしまいました。 この辺はまさにソニー・コンピュータエンタテインメントの久夛良木社長も語っているとおりです。EPGの快適さ、HDDレコーダーの便利さはこの操作性によってかなりの部分が犠牲になっていると感じました。が、久夛良木社長の発言では、PSXの操作性は期待してもよさそうです。 また、これまでのコクーンは「HDDに撮り溜めて、観たら消す」という概念が根底にあったように思います。そのあたりの事情は「ZDNN:コクーン、敗れたり?」という記事が詳しく、面白かったので参考にしてください。 しかし、ソニーの新製品『スゴ録』やPSXではDVDレコーダーを搭載し、気に入った番組をDVDに保存できるようになりました。 1ヶ月以上コクーンを使ってきましたが、撮っては観て、観たら消しての繰り返しで、160GBのHDDの30%くらいを使用していました。かなり余裕があるのは確かですが、気に入った番組をDVDレコーダーに保存できる、という安心感は重要だと思います。保存するかどうかは別にしても、です。 コクーンには「好きなジャンルを設定しておくと自動的に録画しておいてくれる」という素敵な機能があります。この機能がPSXに搭載されるかどうかはまだ発表されていません。ただ、PSXとコクーン、そして新たに発表されたスゴ録というブランドの差別化を考えると搭載されないのではないでしょうか? もちろん憶測ですが。 |
■結論ドカン |
ということで、実際「HDDレコーダーで生活は変わるのか?」と問われれば、答えは大声で「イエス!」です。テープの管理が必要なくなる生活! 必要な番組がすぐに探し出せる生活! 番組表がなくても番組名がわかる生活! 予約がチョ→簡単(死語)な生活! 気になる番組は片っ端から予約しまくり、放送時間より少し遅らせて観始めるのがオススメです。CMやくどい場面をスキップして観れば時間の短縮にもなり、ストレスも感じません。演出過剰でCMのたびに1分以上も同じ場面を流すような最近の番組も快適に観れます。 現状で一番問題になる操作性さえ良くなるのであればPSXには期待大! だと思うのです。今後の新情報もいち早く追いかけていきたいと思いマス! |